『アヘン王国潜入記』ほか4点が電子書籍化
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様

今ツイッターを見たら、私の本が4冊、電子書籍として紀伊國屋電子書籍ストアで販売開始されたというツイートを発見した。
そうなのだ。
昨年末から準備をしていた集英社文庫のラインナップがついに続々と電子書籍化される。
今回は『アヘン王国潜入記』『ミャンマーの柳生一族』『怪魚ウモッカ格闘記』『辺境中毒』の4点。
文庫ではモノクロだった写真をほぼ全部カラーで収録、さらに文庫ではもちろん単行本でも未収録の
写真も相当追加した。追加写真の量は本によって異なる。
いちばんたくさん追加したのは『アヘン王国』。
紙の書籍の際はあえて収録を見送られた私がパイプをふかしている写真も入れた。
海外在住の人、旅行に行く人はもちろん、写真をカラーで見たい人、新しい写真を見たい人も
ぜひお試しください。
※今後、他の本も続々発売される予定です。
関連記事
-
-
アジアン・ミステリの傑作シリーズを応援すべし
旅に出る前に紹介しておかなければならない本はないかなと考えていたら、肝心なものを忘れていたことに
-
-
新キャラ・パープル旬子の『捨てる女』登場!
あと二時間ほどで家を出る。旅の準備はだいたい終わったと思ったら、大事なことがまだだった。 内
-
-
心身がついていかない
日本に帰り突然環境が激変し、心身がまったく付いていかない。 2ヶ月近くソマリエリア(ソマリランド、ソ
-
-
南米の超古代文明!?
日本唯一、世界でも二人しかいない「カーニバル評論家」で、 『カーニバルの誘惑−−ラテンアメリカ祝祭
-
-
やっぱり見つからない…
月刊『SWITCH』の読書欄で『怪獣記』の著者インタビューを受ける。 行きつけの書店で「旅」に関する
- PREV :
- シワユメは絶版ではなかった
- NEXT :
- これからちょっとソマリランド


