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インドのビザがとれる

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

インド謎の怪魚ウモッカ探しだが、いいアイデアは何も浮かばない。現地の漁師に聞いて、網を毎日覗くくらい。
また、現地はただの町だから普段の旅以上に準備もいらない。
だから出発が迫っていながら報告すべきこともなかったが、この前の金曜日には珍しく「進展」があった。
インドのビザが取れたのである。
「それがどうした?」と思われるかもしれないが、他に準備がないので、これもちょっとしたイベントであった。(ま、他にも理由はあるんだがそれは言わない約束で)
航空券も手配済みだし、あとは向こうで三ヶ月退屈しないよう、本やCDをセレクトすることくらいか。
ちなみに、同行するのは、「ワセダ青春三畳記」や「異国トーキョー漂流記」にも登場した、元タクシードライバーにして占い師のキタ君(現在、フリーター)。
彼はウモッカには何の興味もないが、「旅費を貸してくれるなら行きたい」と言うので、パートナーにすることにした。
まあ、「御守り」のようなもんである。
あー、そうそう、ウモッカ撮影用にビデオカメラを買わなきゃな…。

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Comment

  1. OPPU より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.17; Mac_PowerPC)
    そろそろですね。
    >本やCDをセレクトすることくらいか。
    インドでは、どんな音楽を聞かれるのでしょうか?
    僕は旅行の音楽セレクトは、意外に現地に行くと選ばなかった曲が聞きたくなったりします。
    でも、いまやiPodで15000曲持ってけば、そんなこともないですかね。これって便利だけど、なんとなくつまらい気もしますが。

  2. ニ村 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322)
    高野さん いよいよ出発ですね。
    さらりと書かれていますが、インドのビザ、よく取れましたよねー。
    インド政府の懐の深さに驚くばかりです。
    それとも照会作業がいい加減なのか(笑)
    さて、参加できない寂しさを紛らわせるために
    ウモッカ発見後の保存について勝手に考えてみました。
    ちまたにはたくさんの剥製、標本作りのサイトが
    あるようですが、↓は大型の魚類標本(保存)について
    なかなか示唆に富むサイトだと思います。
    http://nh.kanagawa-museum.jp/tobira/8-4/senou.html
    このサイトの情報どおり保存するとしても、
    ホルマリンはかなり面倒だと思いますので、エタノール漬けを
    考えるべきなんでしょうかね?もちろん長期の保存には揮発性の
    高いエタノールは向きませんが、現地での入手しやすさ
    取り扱いやすさはエタノールに分があるように思います。
    内径2mx0.5mx0.5ほどの容器を現地で作成し、防水加工をして
    エタノールを入れて密封って感じでしょうか。
    これなら、エタノールの量もおそらく300リットル以下(70%換算と魚の容積を引く)で済みますし。
    こちらマレーシアでは低級のエタノールは1リットル150円ほどです。
    とすると4万5千円くらいですね。
    容器にいくらかかるかわかりませんが
    トータルで10万円もあれば1週間ほどの短期保存には
    十分だと思います。
    以上まったくの素人考えですが。
    また近隣の大学にきちんとした保存と簡易同定の依頼をしておく
    というのも必要かもしれませんね。
    ちなみに僕は明日からPNGです。

  3. toku より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    ビザ取得おめでとうございます。もうB・リストから解禁になったのですか。
    油断は禁物!イミグレを無事に通過できること祈っております。3ヶ月の定点観測をがんばってブログで毎日ライブして下さい。成果が出たら直ぐかけつけます。そのころはたぶんとなりの国に居ると思います。
    二村氏へ PNG に行かれたらラエの北方にあるUmboi(アンボイ)島の翼竜(Ropenと呼ばれている)のウワサを聞いてみて下さい。

  4. 二村 より:

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    tokuさま 明後日ラエの某国立研究所訪問予定です。
    「科学者として正式なコメントは差し控えたいが、
    個人的には二回ほど見たことがある」なんて答えが返ってきたりして!なんか楽しみになってきました(笑)
    もう高野さんそっちのけで。<失礼

  5. toku より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    ごめん!高野さん業務連絡させて下さい。
    二村氏へ もしPC環境が万全したら。例のRopenの資料サイトを書いておきます。カリフォルニア在住のジョナサン氏がマジでやっています。
    ご期待しています。
    http://www.laattorneyvideo.com/nonlegal/pterosaurs

  6. タカ より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    高野さん、いよいよ出発間近ですね。保冷剤は買っておかれた方がよいと
    思います。魚の保存方法ですが、さくだいおうさんのサイトでもあれこれ検証されています。
     宿のオヤジさんによろしく。デジカメが壊れた、と言っていましたから、
    日本で中古のデジカメを買って持っていってあげると喜ぶかも知れません。
    (3,000円までなら出す、と言っていました)
     私は明日から年末までアフガニスタンです。朗報を期待しています。
     タカ

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    • そこまで想像が及ぶと、通訳の人に訊ける。すると「あー、そのとおりです!」という答えが返ってくる。実際はそこまで単純ではなかったけれど、大まかにはこんな感じ。現地語が少しでもわかると、それくらい取材ができてしまう一例です。 https://t.co/fp7bbdM1yA ReplyRetweetFavorite
    • つまり、テンジャンには食べ方がいろいろあるけれど、チョングッチャンには汁物しかない。だからチゲをつけない。そこからさらに、大半の韓国人はチョングッチャン=汁物と認識しており、他の形態を知らないから、それが日本の納豆と同じものだと全… https://t.co/ThbJrauA2d ReplyRetweetFavorite
    • どこの店でもこう書かれている。これを見るだけで「チョングッチャン(納豆)とテンジャン(味噌)は同じジャン(醤)でも食べ方がちがうんだな」と想像がつきます。テンジャンはチゲ(汁物)と書くのにチョングッチャンはチゲがつかない。 https://t.co/CD3d7gxmjM ReplyRetweetFavorite
    • 通訳がいても、現地の言葉がある程度わかるのはとても重要です。例えば、これはソウルにあるチョングッチャン(韓国納豆汁)の有名店の看板。左がチョングッチャン、右はテンジャンチゲ(味噌の汁物)と書かれています。… https://t.co/OjPuB6GZK3 ReplyRetweetFavorite
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