ポプラ社で「ムベンベ」キャンペーン?!
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
ポプラ社の文芸ウェブサイト「ポプラビーチ」の日替わり表紙写真(「本のある風景」)が6月29日、「ムベンベ」だったのは先日報告した。
ブログ読者yuuさんによれば、その後、7月3日も「ムベンベ」だったという。
で、今日(6日)見たら、またしても「ムベンベ」!
私も毎日チェックしているわけじゃないから、もしかして、最近は毎日「ムベンベ」なのか!? 同サイト挙げての「ムベンベ販促月間」なのか?!
他社の本なんだが…。
こうなると、私も、一度も仕事をしたことがないんだけど、義理でもポプラビーチを宣伝しないわけにはいかない。
いや、義理ではなくて、実際おもしろいサイトなのだ。
穂村弘、宮田珠己、三浦しをん、角田光代、竹内真、高橋源一郎、萩尾望都、芦原すなお、柳家喬太郎…といった錚々たる連載陣だが、今出ているもので個人的に印象深いのは、田口久美子「書店日記」だろう。(でももう最終回)
池袋ジュンク堂の書店員が、現在、本と書店が直面している現状をしみじみと語っている。大の本好きで、本を書くことを商売にしている私には、ずーんとくる。
ぜひ、ご覧ください。
(「ポプラビーチ」で打ち込めば一発で出ます)
関連記事
-
民族問題とイスラムはダメなのか
こんな写真が出てきた。 うちには至る所に本があるが、ダルマはそれをいたずらすることは滅多になかった
-
名探偵なき大巨篇ミステリ
最近小説が読めなくなっていると前に書いたが、 とくにミステリはダメだ。 なにしろリアルでは原発や放射
-
最近の私の動向はこれだ!
最近、人に「今、何やってるの?」と言われることが多い。 たしかに、最近の私の動向は、自分でもわけがわ
-
ミスター珍じゃないだろ!
今月の20日ごろ発売になる「怪しいシンドバッド」(集英社文庫)の見本が届いた。 表紙のイラストは、ア
-
『恋するソマリア』装丁公開
ついに1月26日刊行の『恋するソマリア』(集英社)がAmazonでもカバーと詳細情報がアップされ
-
白骨になっても大丈夫
先日山形に行ったとき、山形大法医学教室の梅津和夫先生にDNAの検査をしてもらった。 口の中に綿棒を突
-
『メモリークエスト』続編決定
二日酔いのまま、笹塚で杉江さんに会って、定例の放談会。 本の雑誌社の女性スタッフが、『メモリークエス
-
メールマガジンがスタート!
※このコラムは◆週間 辺境・探検・冒険ML MBEMBE ムベンベ Vo.2◆に掲載されたものです。
-
今年はこんな本がほしい
新年明けましておめでとうございます。 昨年は私にとってラッキーな年だった。 『謎の独立国
- PREV :
- バトルロイヤル、参戦!
- NEXT :
- ライバルは漱石!
Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; (R1 1.5); .NET CLR 1.1.4322)
そのうち、ポプラ社から仕事の話が……とか。