たまには手紙で
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
「朝日新聞」が3月31日より「57年ぶりの紙面大幅リニューアル」され、
その特別記念企画としてタマキングこと宮田珠己氏と私の往復書簡形式の連載が行われることになった。
私たちも出世したのだ。
…というのはウソで、前から夕刊でやっている「たまには手紙で」という連載で
私たちの往復書簡をやることになったら、たまたまリニューアルに重なってしまっただけである。
その証拠に原稿を送ってから「リニューアルで文字が大きくなり、文字数が減ったので、原稿の文字数も減らしてほしい」と言われた。
4月1日に宮田さんから私への手紙で開始、その後8日に私から宮田さんに返信…と言う具合に、8週間にわたってつづく。
混迷した現代日本に私たちがカツを入れる!…わけないよね。
関連記事
-
-
海賊国家プントランド
今回の旅の目的は謎の独立国家ソマリランドの実情を探ることだが、 そこにいると同じ意見しか聞けない。
-
-
丸善ラゾーナ川崎店は伝説になる
今、丸善ラゾーナ川崎店でものすごいフェアをやっている。 その名も「君は高野秀行を知っているか」。 私
-
-
佐藤圭作監督『人間椅子』
私の学生時代からの数少ない探検部以外の友人である佐藤圭作が、 今度、商業映画監督としてデビューする
-
-
踊るダルビッシュの謎
斉藤祐樹が日本ハムに入団したため、以前にも増してダルビッシュ有のニュースが多い。 で、思い出したの
-
-
片野ゆか「愛犬王」発売
妻・片野ゆかによる本年度小学館ノンフィクション大賞受賞作『愛犬王 平岩米吉伝』(小学館)がようやく上
-
-
アフガンのケシ栽培の謎(2)
アフガンのケシはなぜそんなに大きい実がなり、ミャンマーの4倍ものアヘンがとれるのか? 一つには
-
-
ハサミ男、驚愕のラスト
前々から気にはなっていたが、読んでいなかった殊能将之『ハサミ男』(講談社文庫)を読んだ。
-
-
『ワセダ1.5坪青春記』韓国でヒット中
ソウル・ショック第2弾は、私の本の韓国語版『ワセダ1.5坪青春記』が 発売たった2ヶ月で3刷りにな
- PREV :
- サドゥはバカか
- NEXT :
- 「メモリークエスト」第2部開始!


