ホンノンボ
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
今月11日ごろ発売の「本の雑誌」7月号で、
”タマキング”こと宮田珠己の『ふしぎ盆栽 ホンノンボ』(ポプラ社)を紹介している。
ポプラ社のウェブ・マガジン「ポプラビーチ」で連載中はタマキングも相当、迷走しているようだったが、今回、単行本にまとまり、実にすっきりした。
最近、タマキングが従来のギャグ中心路線からエンタメ・ノンフィクション路線へ移行しつつあることに対し、ファンから賛否両論があるようだが、
私は新路線を歓迎している。
タマキングはこれからますます進化する。
…と予言しておこう。
関連記事
-
-
こんなことをやってる場合か
重要事が押し迫るほど、人は余計なことをやりたがる。 明日の出発に備え、歯磨き粉と爪きりと電池を買い
-
-
佐藤圭作監督『人間椅子』
私の学生時代からの数少ない探検部以外の友人である佐藤圭作が、 今度、商業映画監督としてデビューする
-
-
「またやぶけ」の発見
そうそう、肝心なことをすっかり忘れていた。 奄美で遊んでいるうちに、新刊『またやぶけの夕焼け』(集
-
-
世にも奇妙なマラソン大会
帰国した。大人の遠足はなかなかにハードだったが、想像以上に充実していた。 今回私が参加したサハラ・
-
-
2009年の小説ベスト1
ここんところ仕事で行き詰っているのに、いや、だからこそ、 大作の小説を読んだ。 アミタヴ・ゴーシュ
-
-
ユーラシア大陸を超えて
ポルトガルのリスボン在住の言語学者・小坂隆一氏と 二時間以上、Skype(スカイプ)で話をする。 ス
- PREV :
- 乃木坂☆ナイツで金メダリストと
- NEXT :
- 目的は果たせたのか