*

ホンノンボ

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


今月11日ごろ発売の「本の雑誌」7月号で、
”タマキング”こと宮田珠己の『ふしぎ盆栽 ホンノンボ』(ポプラ社)を紹介している。
ポプラ社のウェブ・マガジン「ポプラビーチ」で連載中はタマキングも相当、迷走しているようだったが、今回、単行本にまとまり、実にすっきりした。
最近、タマキングが従来のギャグ中心路線からエンタメ・ノンフィクション路線へ移行しつつあることに対し、ファンから賛否両論があるようだが、
私は新路線を歓迎している。
タマキングはこれからますます進化する。
…と予言しておこう。

関連記事

ギラギラと輝く船戸ワールドの原点

知り合いである大学の先生が仕事の忙しさを「まるで障害物競走のよう」とたとえていたが、 私もまさ

記事を読む

no image

イスラム二日酔い紀行

昨日は扶桑社に用事があって浜松町へ。 数年ぶりにブックストア談に行って、「イスラム飲酒紀行」を探す。

記事を読む

no image

ゾウ本あらため辺境中毒!

すっかり忘れていたが、今週の20日(木)に『辺境中毒!』(集英社文庫)が刊行される。 『辺境の旅は

記事を読む

no image

もう10月

いつの間にか10月になっていた。 先月読んだ本の中から面白いものをまとめて紹介しよう。 吉田誠一『ヨ

記事を読む

no image

スカの時代

とある人からCDをもらった。 What's love?というスカ・バンドの「バイナラ」というアルバム

記事を読む

no image

ニュースゼロ&イベント&アスクル

まずはお知らせから。 明日、日本テレビのニュースゼロで、私の知り合いのフリージャーナリスト、 大津司

記事を読む

no image

離島に電子書籍を!

最近は中東・アフリカのイスラム圏に行き、取材して原稿を書くことが多い。 そういうとき、ネットは便利だ

記事を読む

no image

鍵は辺境にある!らしい

すごい本が出たものである。 内田樹『日本辺境論』(新潮新書)。 「日本人とは何ものか? 鍵は『辺境

記事を読む

no image

イタリア人曰く「日本人がアジア人だと思うとき」

大ヒットしている漫画『テルマエ・ロマエ』の作者であるヤマザキマリのエッセイ『望遠ニッポン見聞録』(

記事を読む

no image

なんといってもインド

ちょうど映画「スラムドッグ・ミリオネア」がアカデミー賞を受賞した日に その原作であるヴィカス・スワ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇のお知らせ

高野さんより、「デビュー35周年記念・自主サバティカル休暇」のお知らせ

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

→もっと見る

  • 2025年11月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
PAGE TOP ↑