マイク・ノックのニュー・アルバムを試聴してみよう!
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高野秀行の【非】日常模様
オーストラリア・ジャズ界の大御所にして、今でもバリバリ最先端の音楽を作りつづける義兄マイク・ノックが、ニュー・アルバム『キンドレッド』をリリースしました。
ニュージーランド生まれ、ニューヨークに20年住み、現在はシドニー在住ですが、なぜか彼の曲を聴いていると縁側で月見でもしながら一杯やりたくなります→こちらで試聴できます(映像付)。
日本ではまだ発売していません。ご興味のある方は以下をご覧下さい。
マイク・ノック&ローレンズ・パイク 『キンドレッド』
Mike Nock&Lawlenz Pike ‘Kindred’ (FWM 003)
世代の異なる二人のアーティストが、マイク・ノック&ローレンズ・パイクという音楽世界で合流した。
それはインプロビゼーションを通じたストーリー・テリングという行為に打ち込む者同士の、何年にも渡る会話であり、
スピリチュアルでエモーショナル、対話性のある芸術形式としての音楽の伝統を体現したものである。
その成果が『キンドレッド』-親族意識。
(英文プロモーションからの和訳)
’コンセプトはミニマリズム。そのバンド編成での自由をマキシマムに使うため。マイク・ノックはそこでの独立性をうまく生かして演奏を展開。’(ジョン・マクベス)
★★★★ 「ジ・オーストラリアン」紙 2012年9月1-2日
’この2011年のセッションは何の安全策もなしの音楽制作と受け止められた。
しかし、ノックとパイク、この年齢差40歳の二人にはそんなものは不要であることは明らかだ。
それどころか、これらの比較的短い即興演奏の集成はすべて目的に向った明解で瞬時の判断センスに基づいて表現されている。’(ジョン・ケルマン)
‘All About Jazz’ (米)
マイク・ノック+ 高橋ゆり
FWM Records
P.O.Box 253, Ashfield, NSW 1800, Australia
Tel&fax: 61-2-9799-0290
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