*

前世マラソン

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

朝から深夜までかかって、横浜、東京都西多摩郡檜原村、新宿区の三ヶ所で
前世を見てもらう。
「未確認思考物隊」の第3回目のテーマが「前世」なのだ。
一日で占い師に見まくってもらう人はもしかしたらいるかもしれないが、
一日で前世をみまくってもらった人はあまりいないだろう。
まるで前世マラソンだ。
直近の前世だけでなく、その前の前世も見てもらったので、
全部で5つの前世が出てきたが、3ヶ所で鑑定はてんでばらばら、
あまりに共通点がないのに驚く。
しかし、自分の前世に5回も思いを馳せねばならず、
すごく疲れた…。

関連記事

no image

極東へ向かう

中東というのは日本から遠いとつくづく思う。 イランもそうだったが、シリア、ヨルダンでも、 現地のネッ

記事を読む

no image

本の雑誌年間ベスト10入り

担当編集者から連絡があり、「アジア新聞屋台村」が「本の雑誌2006年度ベスト10」の8位になったそう

記事を読む

no image

仏教の週末

以前、『トルコのもう一つの顔』(中公新書)とその著者である言語学者の小島剛一氏を紹介し、 たしか「

記事を読む

no image

大脱出記を生かすも殺すも表現次第

なぜかよくわからないが、小説では「表現」や「いかに書かれているか」が問題とされるのに、 ノンフィク

記事を読む

no image

「怪魚ウモッカ格闘記」も進行中

『怪獣記』(講談社)の発売が迫っているが、 ウモッカのほうも負けてはいない。 9月下旬発売の予定で着

記事を読む

no image

ペルシア猫を誰も知らない

イランのクルド人監督バフマン・ゴバディの『ペルシア猫を誰も知らない』を渋谷ユーロスペースで見た。

記事を読む

グラスワイン100円!! 超激安隠れ家アフリカレストラン「GOMASABA(ゴマサバ)」

以前、知り合った在日アフリカ人の二人が元浅草にレストランをオープンしたというので、 先週、『移

記事を読む

no image

タマキングにカヌーを習う

先週の金曜日、またしてもタマキング(宮田珠己)と一緒に川へ出かけた。 私は来年初めにメコン川を二ヶ月

記事を読む

no image

IT2013年問題

私の新しい趣味について、いろいろな提案をいただき、ありがとうございます。 特にいくつかはひじょうに

記事を読む

no image

両国の暴走特急相撲

金曜日。午前中は六本木ヒルズに行き、J-WAVEの番組を収録。 web本の雑誌BOOKSTANDなる

記事を読む

Comment

  1. NONO より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1)
    で、どんな前世だったんですか?
    ムーの神官?一揆の親玉?唐の宦官?走れメロス?
    ぜひ聞いてみたいです。

  2. Midorin より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (jig browser web; 1.0.4; 813T)
    15年程前に以前の職場で、前世が見えるなどと言っていた某先輩がいて、社内で話題になっていましたが、私を勝手に占い前世は“ミミズ”だったと失礼な事を…ではその前は?と、半ば呆れながら聞くと、“ヤゴ”だった様で、トンボになる前に魚に食われたとの事…。
    その先輩曰く、良い行いをすれば来世は徳を積んだ者に生まれ変われるのだとか…。
    では、私はどんな徳を積んで“ミミズ”から人間になったのか???
    馬鹿らしくなってしまいました。
    しかし、前世は去る事ながら、産まれて直ぐ辺りの記憶は幼少期に聞くと残って居るとの話を子供を持つ家で良く耳にしますが、私も赤い毛糸玉のような柔らかい物に圧迫されて、何とも不快な記憶が、幼少期に残って居たのを記憶しているのですが、これは少々キワモノ的になるので、余り人に言わないようにしていたのですが、何かの飲んだ折に友人(この人間もかなりユニーク)に喋ったところ、「私も有るよ!そう言う記憶」と即答。
    至って真面目な目で語って居るので、どんな記憶か聞いてみたところ、精子だった頃の記憶だとか…?!
    この一言で、上には上が居ると…。試しにどんな記憶だったか聞いてみたところ「暇だった」との返答…。
    確かに…。納得しました(笑)

Midorin へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年3月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    25262728293031
PAGE TOP ↑