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「ダカノ−ヒデYuki」が説くエンタメノンフin韓国

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

 韓国最大のネット書店のサイトに私のインタビューが掲載された話は前にしたが、
読者の方が翻訳サイトを教えてくれたので、使ってみると、
だいたいの内容はわかるが、すごくシュールな会話になっていた。
 私の名前は「ダカノ−ヒデYuki」という、まるで今時のミュージシャンか携帯小説作家みたいだし、とにかく笑える。
 でも、ちゃんと翻訳したら、日本で受けるインタビューの記事よりずっと鋭くて内容があることがわかるだろうし、ちゃんとエンタメノンフの紹介もしている。
 とりあえず、下に掲載しておきます。
面白いノンフィクションの境地を切り開く – ダカノ−ヒデYuki
– ダカノ−ヒデYuki
掲載な : 2007-11-01 ヒット数 : 1,168
文 / リュファソン yukineco@gmail.com
ダカノ−ヒデYukiの奇妙なノンフィクション, 著者の主張どおりすれば 8割のノンフィクションと 2割のフィクションが合された 『早稲田 1.5坪春』 増えた電車と一緒に人々が多い所で読むひどい目に会いやすい. ‘クッククックキックキックイヒヒ’ する変な笑い声のため周辺人々から ‘なんかこのような人がいて!’ するにらまれる確率が少なくとも 99%だ. そうだが 『早稲田 1.5坪春』 街愉快でばかりした青春スケッチではない.
未矢部未Yukiはこの作品を読んで ‘心に半ズボンをはいた’ 青春たちの話だと言った. 真夏台風が吹きつけるように激しく生に飛びかかってからどの瞬間帆も怒涛忘れてしまった船頭になってかびが生えるように窮屈にふるまう. ‘青年よ, 野望を持ちなさい’ したのか. そんな音を掻労務だと人々にしたら訳もなく彼らの中指だけ恥をかくようにする. ダカノ−ヒデYukiは 11年間の下宿屋生活を文で訳して青春の輝き, 青春の情けなさ, 青春の小汚なさ, 青春の息苦しさを盛った.


話エーシェンシーの招請で韓国を訪問したダカノ−ヒデYukiを坡州出版団地で会った. 初めてダカノ−ヒデYukiのプロフィールを見て彼の作品を読んだ時変わり者もこんな変わり者がいないと想像した. 名門なら名門早稲田大学に入って本業である学業より探険部活動に邁進した. この探険部活動というのがおもしろい. ある可能性よりない可能性がもっと多い -一般的な常識を持った人ならいてもなくても関心を持たない- 化け物や UFO などを捜しに通うのが彼らの主要目的. 化け物を尋ねてアフリカとトルコなどを転転したり, 麻薬を捜すためにミャンマーと南米を旅行した. 面白い抜け道で抜けた人生に違いない.
(※高野註:「話エージェンシー」とは翻訳出版エージェント「イヤギ・エージェンシー」のこと。)
いつから作家を志望したのか?
20台後半からだ. 作家になったきっかけはアフリカコンゴ地域で化け物を尋ねに行った事があったが, あの時出版社で直接文を書いてくれという要請が来て書くようになった. それで使うようになったことが 『幻想の怪獣ムベンベを追って』だ.
ムベンベが何か?
4時が分かるか? スコットランドの化け物なのに, それと似ているのではないかと思う.
『幻想の怪獣ムベンベを追って』もそうで, 『極楽タイ生活期』もそうで. 題目だけ見ても日本は本当に平和だねと言う気がする. こんなことまで探険して文を書くことを見れば.(笑い)
そうだ.(笑い)
最近好きな趣味生活があるか? 学生時代にはスイミングに熱心だと聞いた.
去年には自転車に抜けていた. そうだとしてもキムフンさん位ではない. キムフンさん自転車価格の 1/100 位になる自転車なのに, 熱心に乗っている. 日本に山が多い. 山で自転車に乗りに行く. 私も早くお金を儲けてキムフン先生のように高い自転車を買わなければならないでしょうに.(笑い)
(※キムフンさんとは韓国の著名作家・金勲氏のこと。代表作に『孤将』(蓮池薫訳、新潮社)がある。何百万円もする自転車を乗り回していることで有名)
本はどの位出たか?
日本には単行本と文庫本があるのに, 単行本で少ないことは 7天賦, 多い本は万部位出た. 文庫本では 『早稲田 1.5坪春』 街 10万部位出たし, 残りは 3万部から 5万部位出た. これは最近 2年位に売れたことで以前には全然売れなかった. (韓国で 『早稲田 1.5坪春』 増えた 3刷を取った.)
本の中で 『早稲田 1.5坪春』 街一番たくさん出たが, もし本題目を見てこの本読んで早稲田に入って行きなさいと買ってくれた受験生親はいなかったのか?(笑い)
親が買ってくれたかはよく分からないが (早稲田) 学生たちがたくさん買って見た. 早稲田大学には毎年 1万人位新入生が入って来る. OBだけでも百万人以上だ.
それでは本が 100万部位は出なければならないのに….
ハハハ.
『早稲田 1.5坪春』 を読みながら ‘卒業’を思い浮かんだ. その時代を使うためには自分がその経験から出てどの位距離(通り)が形成されなければならないじゃないか?
その時代が ‘終わったな’ と言う名残惜しさが確かにあった. また, 安心した隅もある. いつまでここにあってはいけないという考えが常にあったからだ.
そんなこととしては本内容がすごく明るくておもしろい.
そのように思わなければ生きて行くことができない状態だった.(笑い) 漠漠でもあったし, 前が見えない時もあったし, なるとおりになりなさいたい時もあったし, また熱心にしなくちゃいけないたい時もあった. そんな感じが 11年の間ずっと繰り返された.
早稲田大学に入学しようとすれば高等学校の時の勉強を熱心にしなければならないじゃないか?
高等学校の時までは模範生だった. 勉強も熱心にしたしところで大学に入ってからそれが嫌になった.
専攻が仏文学だ.
早稲田大学は 2年生に専攻が決まる. 1年生の時の成績に. 希望は考古学部だったが, 成績があまり良くなくて行くことができるところが仏文学しかなかった. 学校で勉強よりは探険部活動が今の私を作ったし, いまだに影響を及ぼしている.
模範生イメージを脱ぎにくくなかったか? 周りの期待もあった側で.
そのきっかけが探険部に入ったのだった. そのクラブには平凡な人が一人もいなかった. 彼らとまったく同じく生活しながら普通人々とは非常に違う人生を暮すようになった. 探険部では日常的なことが普通人の常識では全然理解することができないゴヨッウだから.
今は掻乃美なの時代で卒業をして結婚という新しい段階に移ったがどうなのか?
初めにはとても狼狽した. 文化格差があった. (彼らの恋愛話は 『早稲田 1.5坪春』 に詳らかに記録されている.)
食生活にも飛躍的な変化があるようだ.
‘急変’と言うほどだ. 妻が料理がお上手で料理を引き受けて, 皿洗いや掃除, 洗濯は私がする.
奥さんも文を書くと聞いた. 二人が文を書く人としてどんな関係を結んでいるのか知りたい.
よほどうまくやって行っている. 使っていることがあんまり違うからだ. 私は変更を取材するとか日本に住む外国人に興味を感じるのに, 妻は犬(妻が犬が好きだ)や, ダイエット, 料理みたいな日常的なことに対して文を書いている. ジャンルは同じだ. 妻もエッセとノンフィクションを書いている. 妻の文が私の文よりまじめで真剣な方だ.
ノンフィクションジャンルを書くようになった特別なきっかけがあるか?
たくさん問って見た質問だ. 『早稲田 1.5坪春』 増えた真正な意味のノンフィクションではない. 8割位だけ事実に根拠して書いた. その以外のものなどは本当にノンフィクションだ. 海外の旅行記や探険期同じものなど. ところでどうしてノンフィクションを書くか, と言ったらフィクション, すなわち小説は本当に色々人が多くの方法で実験をした. 充分に実験をした. しかしノンフィクションは昔から今まで一つのパターンだ. どうしてどのようにしてその仕事が起こったのかする式の真実羅列に重点を置いたしストーリーはあまり重要ではなかった.
それでエンターテイメントノンフィクションというのを作ったことか?
‘エンターテイメントノンフィクション’は私が作ったですね, 面白いノンフィクションを目的にする. 小説や映画は楽しさのための文学, 映画が存在するがノンフィクションにはそうなのがない. 面白いノンフィクションというのがあっても良くないのか?
楽しさという言葉はとても複合的な意味を持たないか? 単純に笑わせるノンフィクションを書くという考えではないのに.
私が言うのはそんな笑わせるノンフィクションではもちろんない. 今までノンフィクションはテーマによって (読者に) 選択される. 例えば, アフリカに対するノンフィクションはアフリカに興味がある人だけ読む. アフリカに興味のない人は読まない. 私はどんなノンフィクションでもテーマがなんでも内容が面白くて読む作品を目標にする.
まだ翻訳されない作品の中で必ず韓国に翻訳されたら良いと思う作品があるか?
エンターテイメントノンフィクションが何なのか一番分かりやすい作品が最近出刊した 『怪獣期』だ. 化け物を尋ねる話なのに… それが翻訳されたら良いだろう.
韓国に翻訳される予定か?
まだ予定がない. 話エーシェンシーがしてくれると信じる.(笑い) 『怪獣期』はトルコで化け物を尋ねる話で, 先ほど言ったとおり ‘日本は本当に平和だね.’ たいあほらしい話に過ぎないが, 化け物を尋ねるためにトルコを探険しながらトルコのさまざまな問題が目に入って来る. イスラム問題とか, クルドである同じ民族問題, トルコの社会状況… そうなのがたくさん出る. 自分が住まない他の国の監査は意識的に研究して勉強しなければよくわからない. それに遠い国話だとあまり読みたくない. ところが 『怪獣期』は化け物を尋ねるモチーフを通じて限り社会を深くのぞき見る. そして面白く. それが私が言うエンターテイメントノンフィクションだと理解してくれたら良いだろう.
ノンフィクションは真実を担保にする文だ. 真実に対してどんなに意識するか?
真実だから… 私の場合は真実に対して楽しく思う. それを楽しくするということがいたずらをするようにするという意味ではない. 深刻なノンフィクションは易しく書くことができる. 今障害者に対して取材をしている. 目が見えない人々とブラインドサッカー(blind soccer)をして見て, 耳が聞こえない人々と一緒に手話を学んでいる. どうして障害者に対して使ってシブニャなら今まで障害者に対して書いた文は皆とても深刻だからだ. 障害者に対して深刻なノンフィクションを書くことは易しい. 知識がなくても ‘障害を持って暮すのが大変だ, 政府が何をしてくれなければならない.’というふうに易しく文を書くことができる. これはとても公式的な(表面積な) 話だ. 障害者たちにも彼らの生活があって, 毎日毎日笑って泣いて平凡に暮している. 目が見えない人も ‘きれいな女を見る’と言う表現を書く. ‘見えないんじゃないの?’と問えばにおいや雰囲気で女性の魅力を ‘見られる’と言う. そんな話が多い. 人間の生活だから毎日朝から夜まで深刻な数はあるか? 彼らも楽しく平凡な日常を享受する. ところでそうなのをはじめから分かりにくい. 彼らと信頼関係を結んで一緒に生活と笑って楽しみながら一つずつ分かって行くことだ. そんな後こそ書くことができる. そう書エンターテイメントノンフィクションを易しく書くことができない. エンターテイメントノンフィクションの追い求める真実はこんなのだ. 相手(対象)に対して信頼と愛情を持つこと. 信頼や愛情がなければノンフィクションを書きにくい.
探険が主な活動なのに, 地球上に探険する所がまだたくさん残ったか?
鋭い質問だ. 変更や来るのを探険するのではなく先ほど言ったように目が見えない人々の世界, 耳が聞こえない人々の世界を探険しようと思う. その所も未知の世界だ.
探険で一番たくさん感じるのは何か?
何をしに探険を細いか. 格好よく言わば自分の無知を悟るためになって行く. 例えば, 文明の恵みを受けることができないアフリカへ行けば私は何もできるのがない. そこ住む人は畑を作って, 刀一袋で家を作って, 薬がなければ木の葉を取って薬を作って… なんでもできる. ところで私は赤んぼうに違いない. そんなことを悟るようになる.
特に日本の人々が探険のために外国にたくさん去るようだ.
日本の人々中には ‘これ’という信じられるのがない. 理由は二つだ. 一つは明治維新の時昔の日本の価値観が消えてヨーロッパの価値観が入って来た. 皆が信じることを忘れてしまった時 ‘天皇を中心にした国家’という概念を信じようと思った. ところで敗戦後天皇を中心にした国家主義が崩れた. また, 信じられるのが消えたのだ. その後にはアメリカから入って来たデモクラシーを信じたがデモクラシーでは解決することができない問題が今ずっと起きている. それでこの問題を解決するために昔にさかのぼるとか外国で解決策を捜す. それで多い日本人たちが外国で出ている.
それではあなたは何を信じるか?
ない. それを捜さなければならない.
『早稲田 1.5坪春』 増えたダカノ−ヒデYukiのノンフィクション作品の中で異例的なことに属する. 今まで使って来た作品が直接探険を去って経験した事を使ったのなら 『早稲田 1.5坪春』 増えたエッセイに近い自転的な話だ. ダカノ−ヒデYukiの ‘楽しい’ ノンフィクションの本領と同時に真の味だと言うに値する化け物探し本 『幻想の怪獣ムベンベを追って』と 『怪獣期』 なども翻訳されて韓国読者たちにあえてほしい.

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  1. RIO より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30)
    初めてコメントさせていただきます。
    ずっとファンだったので、ブログ楽しく拝見しておりました。
    ダカノーヒデYuki(笑)面白いです!!
    確かにスルドイ部分もありますね(笑)
    「人々にしたら訳もなく彼らの中指だけ恥をかくようにする」
    が(意味は全く分からないけど)一番笑いました。
    「青春の小汚さ」かぁ(笑)スルドイ。

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