エイリアンの日々
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

このところすっかりオカルトづいているので
最近は地球上で生活している異星人に興味をもち、
そういう人たちの本を読んでいる。
例えば、泉流星というエイリアンの人の書いた
『地球生まれの異星人』(花風社)
『エイリアンの地球ライフ』(新潮社)
どちらもすごく面白い。
実は高機能自閉症(もしくはアスペルガー症候群)の人の話。
私にしたら、「アメリカのアリゾナでUFOが目撃」とか
「スカイフィッシュがまた出現!」なんてニュースより
こっちのほうが百倍おもしろいと思う。
だって、明らかに実在してわれわれと同じ社会で生活しているのだから。
関連記事
-
-
ニムラの時代到来&ツバルは沈まない
本日(9月21日)朝日新聞の朝刊11面にて、「明日来る」のトップバッターにして 私をブータンに送り込
-
-
スリランカ人しかいない焼肉屋
探検部の後輩たち数人と渋谷のラブホ街の真ん中にある焼肉屋に行く。 裏情報誌「裏モノジャパン」の編集長
-
-
ソマリアのワークショップで怪しまれる
日本エネルギー経済研究所・中東研究センターが主催するソマリア問題のワークショップというやつに行ってき
-
-
笑えてスカッとするフランス映画
軍事産業を皮肉った面白いコメディをやっているというので、 下高井戸シネマに見に行った。 タイトルが
-
-
移住するなら盛岡がいい
先週の土曜日、盛岡市のMORIOKA TSUTAYAでのトークイベントに行ってきたのだが、盛岡の読書
-
-
「出張上映会」依頼第1号
無料出張上映会だが、早くも依頼第1号が来た。 早稲田大学の社会人学生という人。 大学の学生会館を利用
-
-
タンデム三輪車「トライデム」
拙著『異国トーキョー物語』の最終章に「盲目のスーダン人留学生・マフディ」という男が出てくる。 本名は
-
-
『誰も国境を知らない』
西牟田靖『誰も国境を知らない』(情報センター出版局)の書評を 「北海道新聞」に書く。 新聞の書評は
- PREV :
- 上智大学で比較未知動物学?
- NEXT :
- 霊能質問会で充実



Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
辺境・探検・冒険系のお方が、なぜ高機能自閉症の本などお読みに?
と、最初、ウワサでうかがった時に一瞬思いましたが、次の瞬間・ヒラ
めきました。で、ここを読んで納得。
やっぱり…最初は…本当にUMA関係の本だと誤認して…手にとられた
のがキッカケではないか? と思ってたりしますけれど。