「ムー」9月号ミラクル対談
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
不本意ながら「レジャー」を楽しんだと昨日書いたが、
もっと不本意なことに体のあちこちが筋肉痛になっていた。
しかも二日遅れで。うーむ。
しかし「ムー」9月号を読めばそんなヘコミも些細なことだと思える。
ミラクル対談とかいう連載でなんと鳩山由紀夫・民主党幹事長が夫人とともに登場。
鳩山夫人は「精神世界に造形が深い」と紹介されているが、
夫である鳩山氏の発言を読むと「深い」どころではない。
鳩山氏は、UFOという物の存在は頭では理解しているし、
銀河系のどこかに知性をもった生物が存在するのは当然だろうということを述べた後、
こう語る。
「ただ、私の理解はその程度でして、女房に突然『金星に行ってきた』という話をされると、まだまだ戸惑ってしまいますが(笑)」
すっげー。
鳩山氏はその浮世離れした風貌や話し方からかつて「宇宙人」と揶揄されたことがあるが、
実は奥さんが宇宙人だったらしい。
でなければ、気軽に金星なんか行けない。
政治家は暴力団との付き合いを肯定すると大変なことになるが、
宇宙人との付き合い(というか結婚)はいいんだろうか。
関連記事
-
『異国トーキョー漂流記』新装版
『異国トーキョー漂流記』(集英社文庫)が今年のナツイチ(集英社文庫の夏の百冊)に 入るにあたり、カ
-
前回はブチ切れて、すみません。
よくよく見たら、前回の記事はなぜか途中でブチ切れているではないか。 石川さんと読者の方、すみません
-
話題には気をつけたい
上智大学の講義8回目、ゲストは作家兼料理人の黒田信一氏。 「ラオスでカフェをやったら大変だった」とい
-
またプロレスの話ですが
三沢光晴の一件について長らく考えていたが、結局「三沢は死んでいない」という結論に達した。 「彼は俺
-
シュウコウとヒデユキは同一人物です
ご存知のように、前回のブログのコメント欄に映画配給会社の宣伝の人から コンゴの作家、エマニュエル・
-
Iran no kiken
Iran no Tehran,Esfahan to mawari, ima wa K
-
新作『異国トーキョー漂流記』見本届く
2月18日に発売される私の新刊『異国トーキョー漂流記』(集英社文庫)の見本が届いた。 私がこれ
- PREV :
- プロ幹事・タマキング
- NEXT :
- 何の詐欺だろう?