*

月刊ランナーズ

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


なんと「月刊ランナーズ」というランニング専門誌の座談会に呼ばれてしまった。
ランナーでもないのに、いいのかと思ったが、面白そうなのでほいほい出かけてしまった。
テーマは「世界の大自然のなかを走るトレイルラン」というもの。
私のほかは、当然のように猛者。
ハワイの山を30時間以上寝ずに走る「100マイルレース」に出場した人と
7日も連続でアルプスを走る「トランスアルパイン」など世界中のトレイルに参加したり
撮影したりしている映像カメラマンのお二人。
お二人の話はすごく面白かったが、中でも「長時間不眠で走っていると幻覚を見るのが当たり前」という話が強烈だった。
カメラマンの人はジャングルの中で日本の道路によくあるオレンジのカーブミラーが
はっきりと見えたという。
詳しくは掲載号をご覧ください。
3月22日発売予定です。

関連記事

no image

丸善ラゾーナ川崎店は伝説になる

今、丸善ラゾーナ川崎店でものすごいフェアをやっている。 その名も「君は高野秀行を知っているか」。 私

記事を読む

no image

ハルキとタマキ

「本の雑誌」草むしり早弁号(5月号)が届く。 連載の辺境読書では今回は伊沢正名『くう・ねる・のぐそ

記事を読む

no image

狂言

国立能楽堂で行われた「春狂言2009」を観にいく。 と言ったら意外に思われるかもしれないが、 狂言く

記事を読む

no image

花のズボラ飯

久住昌之原作、水沢悦子画『花のズボラ飯』(秋田書店)を読む。 グルメ漫画を読んで、共感したのも初め

記事を読む

no image

え、「謎と真実」?!

学研「ムー」別冊の、こんなムックでインタビューを受けてます。 なんだか、とても懐かしい気持ちになれる

記事を読む

no image

ペ・ヨンジュンが好きな理由=2位.肉体?

 早大探検部の後輩で、かつてワセダの同じアパートに住んでいた男と久しぶりに飲んだ。 彼はいまテレビの

記事を読む

no image

空飛ぶ人

「Free&Easy」というアメリカン・カジュアル専門誌のインタビューを受ける。 インタビュアーの編

記事を読む

no image

サッカーの合間に

井田徹治『生物多様性とは何か』(岩波新書)を読む。 新聞記者だけあって、著者はかなりよく整理して書

記事を読む

no image

アジワンが売れていた

高野秀行フェアをやっている丸善ラゾーナ川崎店を見に行った。 おしゃれな店のレジのすぐ脇でちゃんと展

記事を読む

no image

いよいよ『困ってるひと』

私がプロデュースする第1弾、大野更紗『困ってるひと(ポプラ社)の見本ができた。 カバーイラストはウェ

記事を読む

Comment

  1. コシチェイ より:

    AGENT: DoCoMo/2.0 N05A(c100;TB;W24H16)
    常行三昧、と言う修行が比叡山にあるそうで、本尊の周りを不眠不休で念仏しながら歩き続けるのだそうですけど、やはり幻覚を見るようで、ある時いつの間にか本尊も一緒に歩いていて、振り返って「遅いよ!」って言ったそうで(笑)

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑