79人はちと多いのでは…?
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
上智大学の講義は、先週、実質的に第一回目で
マレーシアでジャングルビジネスを営む二村聡さんにお越しいただいた。
私はなにぶん不慣れなので、進め方がドタバタしてしまったが、
二村さんはさすがに落ち着いており、学生に向かって
「みなさん、信じないかもしれないけど、ほんとなんですよ」と
話しかけ、なんだか放っておくと学生がみんな二村さんに洗脳されそうなくらいだった。
上々の滑り出し、と思ったら、落とし穴が。
私の講義を登録した学生の数が昨日やっと判明したのだが、
なんと79人!
やっぱり「出席はとらない」と明言したのがまずかったか。
もう少しこぢんまりとやるつもりだったのでちょっと戸惑ってしまう。
これじゃ、顔もおぼえられそうにない。
まあ、出席者はきっと毎回半分くらいだろうから問題はないといえばないのだが、
成績をつけるのがとにかく面倒だなあ…。
明日は三遊亭圓生の落語を聴くのが大好きというタイ伝統音楽家のアドゥンさん。
学生が、タイの話より圓生の話についてこられるかが心配である。
関連記事
-
-
8年ぶりにアフリカ大陸
セイシェルの取材を終え、次は旧ユーゴスラビアのセルビアに行くはずが、 急に気が変わって南アフリカ
-
-
草食系夫のサバイバル術
『草食系男子の恋愛学』にはずいぶん反響がきた。 NONOさんらのコメントでは「今もてるのは草食。俺た
-
-
発売直前の本は売れるように見える
本の雑誌社へ赴き、できたての「アスクル」を見る。 一見ビジネス書風だが色合いがおかしい。 ブログに載
-
-
ジプシーのヒンディー語
旧ユーゴのエミール・クストリッツァ監督「白猫・黒猫」をDVDで観た。 セルビア付近とおぼしき土地に住
-
-
『放っておいても明日は来る』本日発売
一週間で本が二冊出るなど、初めての経験だが、 『放っておいても明日は来る』(本の雑誌社)、通称「アス
-
-
皇太子にアシストしたらベンツ
サッカーは特に好きでもないのに、サッカー本は好きだ。 とくに非西欧のサッカー事情はひじょうに食欲を
- PREV :
- 南米の超古代文明!?
- NEXT :
- 「アドゥンはタイ人」さんご来場