寒波と猛暑
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
フランスに亡命したルワンダ人の友人のところに母国から家族が到着した。
奥さんと娘が移住を認められたのだ。
4年半ぶりの再会だというので
私もお祝いの電話を入れ、奥さんに「フランスにようこそ!」と言った。
私は日本にいて、フランスなんぞ20年も行ってないのに。
フランスはすごい寒波で、友人の住むトゥールーズも雪景色。
「寒いねー」とアフリカから来た奥さんは言っていた。
いっぽう、南半球のオーストラリアは百年に一度という猛暑。
先日まで日本にいた義姉から現地のニュース写真がとどいた。
コアラも水浴びするんですね…。
関連記事
-
-
8年ぶりにアフリカ大陸
セイシェルの取材を終え、次は旧ユーゴスラビアのセルビアに行くはずが、 急に気が変わって南アフリカ
-
-
なぜ北欧人は放射能を恐れてヒロシマに逃げるのか
もはや日記代わりなので、ここにどんどん書く。 29日(火)、「おとなの週末」で連載している「移民の宴
-
-
自意識が森に溶けていく
以前、本の雑誌の杉江さんが「すごいドキュメンタリーですよ!」と NHKハイビジョンでブラジルの先住
-
-
ドンガラさん、15年ぶりの緊急来日
私がかつて翻訳したコンゴ文学の名作『世界が生まれた朝に』(小学館、絶版)。 その著者であるエマ
-
-
後輩・角幡唯介が開高健ノンフィクション賞を受賞!
猛暑がつづく中、また難民シェルターに行き、コソヴォ出身のアルバニア人に話を聞く。 おみやげに井浦伊
-
-
怪談実話系7で「神隠し」
『怪談実話系』というシリーズをご存じだろうか。 実話という建前で、でもフィクションも交えた「怖い話
-
-
のまど寄席「林家彦いちの旅落語」
本屋プロレスや本屋野宿といった素っ頓狂なイベントがあったが、今度は伊野尾書店ではなく西荻窪の「旅の
- PREV :
- V字に向けて
- NEXT :
- 愛の力で野獣が人間に!



Comment
AGENT: DoCoMo/2.0 SO702i(c100;TB;W24H12)
ルワンダ——暗い印象しかないですが……高野さんのご友人の奥様方が移住できて良かったですね。
フランスへようこそ、面白かったです。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; GTB5; .NET CLR 1.1.4322)
コアラの写真にやられましたぁ〜
日本の動物園みたいに特別扱いされてない感じがいいです。
いうなればこれもコアラ界の「シワ」みたいなもん?