本の雑誌年間ベスト1
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

本の雑誌1月号が届く。
恒例の年間ベストテンの1位はあの新人の快著。
しごく納得。
あの秘境ノンフィクションが3位なのも納得。
2位のSFは未読だが、ひじょうにそそる。
池上冬樹が選ぶミステリベストテンの1位の小説も読みたい。
あと、「中場利一のベスト3」に吹き出した。
「うちのおかんが、突然『わたい、実は、フリーメーソンのメンバーですねん』と言い出したわけですわ」で唐突に始まるこの文章はいったい何なのだろう。
こういうわけのわからない作家を文芸界は大事にしないといけない。
あと、あと、忘れていたが、私の「世にも奇妙なマラソン大会」の原稿が載っており、
読んだら意外に面白かった。
関連記事
-
-
ソフィア・ローレンと苔
人生で初めてのことだが、妻と母親と三人で瀬戸内を旅行してきた。 金比羅神社、直島、そして倉敷とい
-
-
サッカーファンになる予定なのに…
着実にサッカーファンに向かって前進しているはずなのだが、 吉祥寺の書店でターザン山本『「金権編集長
-
-
鼠にも刺青を彫る?!――『バタス 刑務所の掟』
藤野眞功『バタス 刑務所の掟』(講談社)を今頃読んだ。2010年に出たとき、本屋で立ち読みしたが、な
-
-
ノンフィクションの世界はここから始まる
自分も寄稿した本が届いた。石井光太・責任編集『ノンフィクション新世紀』(河出書房新社)。
-
-
謎の独立国家ソマリランド大吟醸拾年古酒
仕事場にしている「辺境ドトール」は昭和の世界だ。 店長夫妻が常に店におり、私たち常連の客と交流
- PREV :
- 後輩がアジア大会で銅メダル
- NEXT :
- トルコの飲酒史


