リキシャ・アートは語る
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
バングラの印象といえば、リキシャ。
自転車がひっぱるサイクルリキシャがメインだが、
人間を乗せるだけでなく、バナナでも、家具でもなんでも載せて走る。
荷台の後ろは極彩色に飾られて、なかなか見ごたえがある。
リキシャ・アートと呼ばれており、専門の職人もいるらしい。
今はこのリキシャのように、映画スターの顔が人気だが、
70年代に留学していたP先生によれば、昔はそんなものはなく、
戦争の絵が主流だったとか。
「絵を見れば、そのリキシャが作られた時代がわかる」とP先生は言っていた。
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