サッカーファンになる予定なのに…
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

着実にサッカーファンに向かって前進しているはずなのだが、
吉祥寺の書店でターザン山本『「金権編集長」ザンゲ録』(宝島社)を見つけ、
気づいたらレジに並んでいた。
ただでさえ、若い時期にプロレスじゃなくてジャズやサッカーに熱中していたら
今頃どんなによかっただろうと思うのに、
さらに今更、プロレス史を変えたジャンボ鶴田VS三沢光晴戦はターザン山本が馬場さんに
強く進言したから実現したとか(「もちろん三沢を勝たせなければいけない」とも言ったそうだ)、
天敵であるはずのSWS田中社長からターザンが毎月カネをもらっていたなんて話を知って
どうするのだろうか。
何ひとつ、面白いことはないはずなのに
かぶりつくように読んでしまった。
俺はもうプロレスファンじゃない、サッカーファンになるんだ!と
本書を読み終わったあと夜空に吠えたが、そのときには
ワールドカップの試合がまるでクリケットのように遠いスポーツに感じられてしまった。
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Comment
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学生の頃、体育教授としてジャンボ先生が赴任してきました。
私は講義のアシスタントをしていた関係上、割と近い位置にいたので、いろいろな試合の裏話を尋ねたのですが、全て、『フフフフフフ』 と笑い飛ばされました。ジャンボホイップ。
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SWS! 超懐かしいです。続かなかったですね。