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写真家・後藤修身の撮ったパキスタン北部辺境

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


先日、パキスタン北部のフンザ周辺の話を書いたら、反響が大きくてちょっと驚いた。
コメントの他にもメールや、あるいは私の知人が直接「わたしも行ったことがあります。よかったですよ!」と口々に言う。
そんなに人気スポットとは思わなかった。
友人である写真家の後藤修身氏も2回行ったことがあるそうで、写真を送ってくれた。
モンゴロイドとコーカソイドが混じり合った、いろんな顔立ちの人がおり、
自然は雄大、古き良き文化が息づいているように見える。





なるほど、いいところだ。
でもそんなに人気なら、もう私は行かなくていいような気もしますね。

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  1. saitaman より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
    ここの言語はブルシャスキー語ですよね。あのどの語族にも属していないので有名な・・。
    あと、アレクサンダー大王軍の末裔を自称する部族がいて、ギリシャ政府からも公式に認められたのってこのあたりの人たちだったような?
    辺境には違いないんだけど、パキスタン〜カシュガルルートが走っているので、ユーラシア横断旅行中の人が通ることは多いんだと思います。
    ユーラシアを陸路で横断できるルートって、ロシア経由以外は、ここか、トルクメニスタンからイランに抜けるか、ラサからカトマンズへ検問を突破しながら行くかくらいしか無いんですよね。ミャンマールートは…高野先生を除いて実現不可能です 笑

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    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
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