『アヘン王国潜入記』ほか4点が電子書籍化
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様
今ツイッターを見たら、私の本が4冊、電子書籍として紀伊國屋電子書籍ストアで販売開始されたというツイートを発見した。
そうなのだ。
昨年末から準備をしていた集英社文庫のラインナップがついに続々と電子書籍化される。
今回は『アヘン王国潜入記』『ミャンマーの柳生一族』『怪魚ウモッカ格闘記』『辺境中毒』の4点。
文庫ではモノクロだった写真をほぼ全部カラーで収録、さらに文庫ではもちろん単行本でも未収録の
写真も相当追加した。追加写真の量は本によって異なる。
いちばんたくさん追加したのは『アヘン王国』。
紙の書籍の際はあえて収録を見送られた私がパイプをふかしている写真も入れた。
海外在住の人、旅行に行く人はもちろん、写真をカラーで見たい人、新しい写真を見たい人も
ぜひお試しください。
※今後、他の本も続々発売される予定です。
関連記事
-
-
エンタメノンフ的野球論
野村克也『あぁ、監督』(角川Oneテーマ21) 近年、二度目のブームを迎えている野村監督が ボヤ
-
-
リキシャ・アートは語る
バングラの印象といえば、リキシャ。 自転車がひっぱるサイクルリキシャがメインだが、 人間を乗せるだ
-
-
ソマリランドで発見した素敵なドリンク
人と喋っているときはいいのだが、一人になると、波のように佐藤先輩のことが押し寄せてきて、 いろんな
-
-
超残虐な村上春樹?!
なぜ、こういろいろやらなきゃいけないときに限って、こんな凄い本に連続してひっかかってしまうのか。
-
-
酒浸りなのかと言われても…
私の数ある悩みの一つは、初対面の人に「これが私の書いた本です」とさっと渡せるような本が一冊もないこと
- PREV :
- シワユメは絶版ではなかった
- NEXT :
- これからちょっとソマリランド