久しぶりに聞いたこの言葉ー「ぼんたん」
公開日:
:
最終更新日:2012/05/25
つれづれ日記
今年もまた謎の演奏団体Say Noの季節がやってきた。
Say Noとは「練習数回で金賞を狙う」という虫の良い吹奏楽団体である。
(去年の様子はコチラ)
初練習を無難(?)に終え、そそくさと練習後の飲み会にむかう。
ミーティングで配られた予定表には、6回の練習に全て飲み会が付随しており
その全てに「懇親会」とか「中だるみ防止集会」とか「本番間近総決起集会」だとかが記されていた。
「8時まで生ビール半額」も手伝い、みんなあっという間に酔っぱらいへと変身。
飲み会が、今年初参加のメンバー自己紹介にうつったころ、我らがリーダー洋一さんから、何気ない一言が出た。
「●●さん、ぼんたんって知ってる?」
会場が色分けできそうなほどの温度差
素早い食いつきの30代
やや苦笑気味の30間近
あーいたいたと、地方出身20代
なにそれ?の都心20代
「ぼんたん」といえば、30代以上には説明不要の学生服。
太もものところがドカーンと太くて、足首のところが細くなった
まぁ、いわゆる不良の制服というしろもの。
しかし、バブルの終焉当たりから都心ではブレザーが学生服を駆逐しはじめ
もはや都内近郊では大学の応援団を除いては絶滅し
地方でも絶滅危惧種としてレッドリスト入りしている。
気になったので、カンコー(菅公学生服)とか、ネットで制服メーカーを検索してみたが
どれもモデルが爽やかに着こなし、不良の入り込むすき間はみじんもない。
『ぼんたん』はこの世から消え去る運命なのか…。
再びネットで「ぼんたん」と検索してみる。
すると、彼らは黒に色鮮やかな仲間を加え、
「特攻服」という名で、より本気(と書いてマジと読む)な人たちの制服になっていた。
PR
関連記事
-
編集者から見たプロフェッショナル(1)フォトグラファー〜瞬間を切るとる魔術師たち〜
編集の仕事は、本や雑誌ごとに複数の人とチームを組み、最終的にひとつのものを作り上げます。 制作
-
2014年の年賀状。本年もよろしくお願いいたします。
皆さま、遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。 カレンダー通りの大型連休にも関わら
-
映画『レイ、初めての呼吸』を観る
ちょっと前の話だが、11月のあたま、久しぶりに映画を観に行った。 タイトルは『レイ、初めての呼吸
-
Say No 都大会、銀賞
日曜日、府中の森芸術劇場で都大会があった。 おおかたの予想を裏切り、なんと銀賞。 都大会には職
-
小林家のファミリーヒストリー 〜信州から会津に行ったご先祖様〜
NHKに「ファミリーヒストリー」という人気番組がある。 毎回、ひとりのゲストが試写室に招かれ、
-
今週、久しぶりにトランペットでステージ乗ります
昨年、15年ぶりに吹奏楽コンクールへ出場した。 今年はさらにコンサート復帰である。 楽団名は
-
外国人から見た「日本」という国
このところ、過去の日本に訪れた外国人についての記述や著作に興味がある。 案外このジャンルの本は少
-
情報処理は格闘技だ・・・
ITジャーナリスト佐々木俊尚さんのセミナーに参加するため、サイゾーへ行ってきた。 佐々木俊尚さん
-
祝!苦節うん十年、ついに高野さんが講談社ノンフィクション賞を受賞!!
内容も厚さもすごい、高野秀行『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリ
PR
- PREV
- ジューンブライドと、ミャンマーの「黒」デューサー
- NEXT
- またいたよ、TOEIC900点台な人
Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.1.4322; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.04506.30)
ボンタンじゃないけど、今は鳶ズボン(ニッカ)愛用してます。
足が太いので、楽すぎて普通のスボンに戻れない (^^;
AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; Intel Mac OS X 10_5_3; ja-jp) AppleWebKit/525.18 (KHTML, like Gecko) Version/3.1.1 Safari/525.20
そういえば、ボンタンって、
ニッカボッカのシルエットを模したんじゃないですかね?
不良→鳶職
という黄金の就職コースもありますし
先輩の鳶ズボンに憧れた不良が学生服で真似して誕生!
みたいな・・・。
わけないか。。。