第一線で活躍する人たちの「大いなる法則」みたいなものはないのか?〜過去の取材から考える
公開日:
:
あれこれ思考してみる, つれづれ日記
Google Analyticsのアクセス解析によると、ここ数日アクセスの伸びているものに、第一線で活躍する人たちの行動パターンや、思考について述べた記事がいくつかありました。
一流と呼ばれる人たちが心がける、たった3つの行動パターン
「すごい人たち」に共通すること
編集者、ライターとしていろんな本の制作や執筆に携わってきたので、ほかの人たちに比べれれば少ないながらも、これまでいろんな第一線で活躍する人(してきた人)たちにお会いしてきました。
ざっと思い返してみると
青木鈴慕(尺八演奏家・人間国宝)
上妻宏光(津軽三味線奏者)
石川鷹彦(ギタリスト)
石川ひとみ(歌手)
石黒建吉(モントリオールオリンピック総合馬術選手)
押尾コータロー(ギタリスト)
小原孝(ピアニスト)
河合優子(ピアニスト)
きりばやしひろき(マルチミュージシャン)
高野秀行(ノンフィクション作家)
チェンミン(二胡演奏家)
知名定男(沖縄民謡唄者)
仲道郁代(ピアニスト)
野村義男(ギタリスト)
BIGIN(バンド)
HIDEBOH(タップダンサー)
広瀬香美(歌手・作曲家)
藤井久仁江(地唄・箏曲家・人間国宝)
村岡実(尺八演奏家)
増田/ますだおかだ(お笑い芸人)
萬田久子(女優)
寄藤文平(イラストレーター・デザイナー)
※50音順、敬称略
などなど。
NHKのテキストや、邦楽ジャーナル、一五一会スコアマガジンなど、書籍、雑誌の記事のためにお話を伺ったり、聞き書きで1冊構成するために、がっつり聞き取り取材をした方などさまざまです。
音楽系のアーティストが多いのは、私のメインフィールドが音楽に寄っているためですが、総合馬術のオリンピック選手や、お笑い芸人まで含まれているのは、対応能力の高さととるべきか、節操がない人ととらえるべきか微妙なところです(笑)。
他にもたくさんの方々にお会いし、お話を聞き、紙面に掲載してきました。
(棚や資料置き場からバックナンバーを引っ張り出してくれば・・全部分かるはず)
しかし、前述の記事でも触れたように、第一線で活躍しつづける人たちには、それぞれ何らかの特徴があり、それがこだわりだったり、信条だったり、心がけだったりといったように、その人が自然に続けられる形で身に備わっていました。
特に、一度苦難を味わった方は、そこから這い上がってくる課程で、さらに円熟味を増したのでしょう。それらの特徴は、いい具合に渋みと丸みを帯びて、神々しくさえありました。
彼らから受け取るメッセージや、雰囲気を言葉にすると
・自分に厳しく、人に優しく、常に自然体であること
・決して消えることのない向上心を持ち続けること
・目標に向かって進み続けること
といった具合です。
詳細や具体例は各人まるっきり違いますが、大きな法則といいましょうか、共通項は見いだせそうな気がします。
こういった事柄も、本にまとめられたらと思っています。
このブログのイラストは「かわいいフリー素材集 いらすとや」さんからお借りしました。
PR
関連記事
-
出版不況の中、デジタルオンデマンド印刷の普及で出版界はどう変わる?
このところ、本の雑誌社の杉江さんと「おとなの社会科見学」が続いている。 「おとなの」とついているが
-
5月18日(土)浅草で浪曲のイベントに出演します(私は歌いません)。
縁がありまして、来月、浪曲のイベントに出演することになりました。 (え?何で浪曲と思われた方、浪曲
-
【緩募】英語のプロフィール添削
マレーシアの知人から新しいSNSの招待状が届く。 SNSとはソーシャルネットワーク(Social
-
なぜ人はビールを飲むのか?
いいメールが届いた。 シャレではない。 私の尊敬する先輩からだった。 生き方、あくなき好奇心
-
明けませんが、おめでとうございます。
はやいもので2012年がはじまり、もう13日目です。 そう、今日は13日の金曜日です。 年末より取り
-
文体について考える〜あなたは「ですます調」「だである調」どちらが書きやすいですか?〜
今日はブログの文体について少し考えてみます。 文体とは、文章のスタイルのことです。書き手によってい
-
明日、SayNo都大会
昨日、やっと趣味悠々が下版した。 入校日になって、ほぼ全ページ修正が入るなど、いろいろハプニング
-
止まらない音楽のデジタル化と、出版楽譜業界のジレンマについて思う。
ヤマハが開発したアプリ「Chord Tracker」についてFacebookに投稿したところ、いろん
-
復活、いきなりアクティブ
久しぶりに熱でくたばってしまった。 熱が出ても食欲がある場合は、そのままだましだまし働いてやりす