奇跡のタイミング
公開日:
:
最終更新日:2012/05/25
つれづれ日記
先々週の土曜日、車をぶつけてしまった。
といっても、駐車場でバックしながら壁にぶつけた自損事故。
幸い、車両保険にも入っていたので、総額20うん万の修理代は免れることができた。
しかし、ぶつけた場所が悪かった。
うちの車はワンボックスカー。
後ろの出っ張りがないので、壁にあった鉄骨が後ろの窓ガラスに触れてしまい、
「がしゃーん!!」という派手な音とともに粉々になってしまったのだ。
寒空の中、後ろがまる見えのオープンカー風ワンボックス。
結局、長野で修理することに。
小林家は本家が車屋で、おやじが働いている。
店のロビーで車両保険の書類を書いていると、ひとりの女性がタイヤ交換に入ってきた。
この時期になると、ノーマルタイヤからスタッドレスタイヤに換えるお客さんが多いため、店はけっこう忙しい。
書き終わり、ぼーっとしていたら、その女性から声をかけられた。
「あのー、ひょっとして、わたるくん??」
「えっ??」
なんと、彼女は私の保育園時代の担任の先生だった。
それも、年少組の。
しかも、ほぼ卒園ぶり。
30有余年越しの再会だった。
雰囲気がおやじに似ていたこと、そして姿形に当時の面影があったこと(!)が決め手だったという。
確かに、彼女に見覚えはあった。
何となく、ちっちゃいころの記憶かもしれないな……とは思ったものの、言われるまで思い出せなかった。
「本当は午前中タイヤを換えにくるつもりだったの。でもいろいろ用事があって、夕方になっちゃった。」
そして、車をぶつけて帰ってきた教え子とまさかの再会になった。
短い時間だったけれど、先生に自分の近況報告をする。
「りっぱになったね〜」
先生は、うれしそうに笑顔でそういってくれたけれど、
いかんせん立派な里帰りではないので、穴があったら入りたかった。
PR
関連記事
-
-
デジタル化で起こる「紙の本」の行方。東京国際ブックフェアの基調講演を聴いて、電子書籍について思うこと。
一年も半年が経ち、7月上旬の恒例イベント、東京国際ブックフェアの季節がやってきました。 今年の
-
-
沖縄、都大会出場、そして台風8号
慌ただしい出張その他の日々が終わった。 7/28(火)沖縄入り。 連日ピーカンの中、取材
-
-
5月18日(土)浅草で浪曲のイベントに出演します(私は歌いません)。
縁がありまして、来月、浪曲のイベントに出演することになりました。 (え?何で浪曲と思われた方、浪曲
-
-
POCOYO(ぽこよ)イギリス発の大注目キャラ
以前書いたように我が家は民放が映りません。 (4/25「民放砂漠」参照) それでいつものようにチャン
-
-
一見ムダなようでも、好きなことに没頭しておくと、後でいいかもよ……というお話
一件ムダかもしれないことが、ひょんなことで役に立つケースがあります。 特に、子どものころ好きだ
-
-
校正あるある(あっちゃまずいんだけど)〜ヒヤリハット編〜
昨日、Twitter経由で回ってきたGIGAZINの記事、 「学研ムック「自然農法で野菜づくり」の
-
-
得意分野の違う人たちとつながる面白さ
昨日は痛飲してしまった。 スタートが5時半だったので、何とか電車のあるうちに解散できたものの、気
-
-
ブログをリニューアルしました(後編)
どうにかこうにかブログのWordpress化が終了しました。 今までのブログに使っていたBlo
PR
- PREV
- めんそ〜れ!知名定男の三線入門スタート
- NEXT
- 12分の1が終わろうとしている・・・