これからの仕事について思いを馳せる
公開日:
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最終更新日:2012/05/25
今日のお仕事
電子書籍の打ち合わせをするために、編集部へ。
出版業界はiPadの登場を黒船にみたて、激動期に入ったことを煽っている。
そもそも、電子書籍自体は10年近く前から開発、細々と販売が行われていたのだが、ハードや販売ルートなどの問題により、本格的な普及を見ることはなかった。
おりしも、昨日、昨年2010年の出版業界の売上が発表されたが、電子書籍を除く数字は、1兆8748億円。21年ぶりに2兆円台を割り込んだ09年をさらに下回った。(出版科学研究所調べ)
電子書籍が出版業界の縮小するパイの穴埋め役を果たせるかどうか、それはまだわからない。
しかし、音楽業界のマス的な売り方が崩壊しつつも、ネットを介した着うたや、野外フェスティバル、インディーズミュージシャンからの直接購入など、新たな流れができていることを思うと、出版業界にも、新しい時代がくるのかもしれない。
来るべき出版業界2.0時代に向け、自分には何ができるだろうか。
ぼんやりと考えつつ、飲み会に向かう。。。
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