昔取った杵柄
公開日:
:
最終更新日:2012/05/25
今日のお仕事
今年からリットーミュージックの管楽器向け雑誌「サックス&ブラスマガジン」にて連載を担当している。
プロフィールでもちょこっと触れているように、私は中高時代、吹奏楽部でトランペットを吹いていた。いわゆるブラバンというやつである。まだスカパラもメジャーになる前だったし、パンクにブラスを入れるなんてかっこいいバンドはまだまだ遠く先のこと。(ちなみに当時はBOOWY全盛で、みんな髪おったっててました…余談)
何にせよ、長野の片田舎で小林少年がトランペットを吹くなら「ブラスバンドか消防団」くらいしかなかったころのお話である。
高校に進むと、県トップクラスの実績を誇る強豪校だったため、年休4日、文字通り青春をブラスバンドに捧げる日々になってしまう。
ブラスバンド部にいると課題曲やら流行曲(もちろんポップスじゃなくて、ブラスバンドの曲)になると“熱い語り”に発展する場合が多いのだが、当然のこと一般人には知名度〇の楽曲ばかりである。お調子者の私としては、「みんなの知ってる曲の方がウケるじゃん」ってなノリでテレビ番組や映画、CM、ラジオのジングルなんかを耳コピして、練習の合間や休憩時間に吹いて遊んでいた。きちんとした曲が吹けなかったともとれるが…。
さて、そんなことですっかり「色物トランペッター」の座を不動にした私は、続く後進を育てるべく、折角この業界にいるんだしということでリットーさんに企画を持って行ってみた。
タイトルもずばり
真面目に吹くもヨシ!宴会芸で使うもヨシ!
管楽器好きなら
一度は吹いてみたい!
とっておきの小ネタ・フレーズ集!
である。
最新号(Vol.3)は
・ロッキーのファンファーレ
・オールナイトニッポンのテーマ
・ギャツビーのテーマ〜愛がすべて〜
・伊福部マーチ
・パズーのトランペット〜天空の城ラピュタ〜
・タモリ倶楽部のテーマ
・ケアレスウィスパー
のラインナップ。若干、歳がバレる選曲であることは御了承いただきたい。
ということで、色物狙ってる方々よければ手にとって笑ってみて下さい。
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Comment
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うっ、さすが編集者!宴会でバカウケは必至ですね。
でも、大きい楽器を居酒屋に持ち込むのも、居酒屋で大っきな音を出すのも大変な勇気ですね。
ついでなら恥ずかしさを克服するためのイロモノ吹奏者の宴会用コスチュームも提案してください。
AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X Mach-O; ja-JP-mac; rv:1.8.0.12) Gecko/20070508 Firefox/1.5.0.12
ネギシさん、どうも。
僕は居酒屋で寅さんのテーマ吹いたことがありますが、当時教えてくれていた講師の皆さんは、小田急線でホルン吹いたり、合奏したりとスケールが規格外でした。
さて、色物用コスチュームですか?
日本が世界に誇る「コスプレ」で…というオチはだめですか・・・。