一流と呼ばれる人たちが心がける、たった3つの行動パターン
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あれこれ思考してみる, つれづれ日記 一流, 浪曲, 石川鷹彦, 石川鷹彦WORKS Ⅱ
先週末は浪曲イベントでどっぷり浪曲に浸かって、日曜日はアコギの神様、石川鷹彦さんのスタジオで対談取材。相手は・・・まだ秘密(こちらも日本の宝)です。
コンプリートブック「石川鷹彦WORKS Ⅱ」の目玉となる対談だけに、撮影含めたっぷり3時間近く語って頂きまして、そのまま酒席へとなだれ込みました。
「浪曲」と「アコギ」
ふたつの言葉のイメージは、それぞれ全くといっていいほど相いれませんが、どちらのプレーヤーも驚くほど似ていて、不思議です。
才能、努力、栄光、挫折、苦悩、継続、欲望、無心・・・。
「人気」という目に見えない相手との戦いは、我々凡人の想像よりも遥かに過酷で、その世界にいるかぎり続きます。
ひとたび味方になれば、名声も富も手にできるけれど、敵に回れば築きあげたものは一瞬にして崩れ去る。
そういったプレッシャーに絶えずさらされながら、彼らがよりどころとするものが、「自分の技」です。
技を磨くための練習方法は人それぞれですが、皆一様にして自分の技に自信を持ち、技を信頼し、それを持ち続けるための努力を重ねています。
そして、その一方で、ひとたび技から離れれば、普通の人であろうとするのです。
のしかかるプレッシャーはおくびにも出さずに「平常心」をキープし、我々と普通に話をして、普通に食事をする。
人はすぐ慢心したり、天狗になったりする生き物です。
それを強力な自制心で抑えながら、一方でその原因となっている能力を最大限磨いていく。
これを来る日も来る日も続けて・・・おお、想像するだけで苦しそうですよね。
天狗になってメディアに足をすくわれたり、スキャンダルに巻き込まれたり、スランプに陥ったり、病に倒れたりと、継続に失敗した人たちは、その世界からの退場を余儀なくされます。
それだけに、業界の一線に居続けるということがいかに困難か、おわかりいただけるかもしれません。
これは浪曲、アコギに限らず、野球やサッカーなどのアスリート、俳優や芸人など、自分の技を頼りに、第一線で活躍する一流の人たちに共通することだと思います。
彼らの生き方やたたずまいに接し、一流とは何か、改めて考えさせられた週末でした。
【一流の人たちの行動パターン】
1)自分の技に絶対の自信と信頼をおく(そのための努力はいとわない)
2)技の世界から離れたら、普通の人になる(技におごらない)
3)それをひたすら続ける
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Comment
すみません、はじめまして。
突然でももうしわけないのですが
一流の方たちの行動パターン、
勉強になるので私のブログにつかわせてもらって
よいですか?一流を目指したい人間にとって
とても重要なことです。
スーパー主婦さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
出典を明示してリンクを貼っていただければ、使用していただいて構いません。
ゴスペルされているのですね。
歌の世界でも、一流の方たちの行動パターンは当てはまると思います。去年テキストの編集でご一緒した広瀬香美さんも同様でした。
ありがとうございます。
何の自信もない私には
自信を得るために、練習もですが
何かもっとやらねばならないことが
あると思いました。
ありがとうございました!!