酒浸りなのかと言われても…
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
私の数ある悩みの一つは、初対面の人に「これが私の書いた本です」とさっと渡せるような本が一冊もないことだ。
怪獣探しとか麻薬を作って吸うとか三畳間の奇人がどうとか密入国とか
とにかくキワモノばかりなので、できれば見せたくないという気持ちがはたらく。
それでもいちおう家族や親戚には送っていた。
ほとんど本の感想は聞いたことがない。
みんな、何を言っていいのか困惑しているのだろう。
で、今回は『イスラム飲酒紀行』。
これを実家の親に送ったところ、
週末に親から電話がかかってきて、「おまえ、酒浸りなのか」と言われた。
「いや、酒浸りってほどでもないけど…」と答えはしたが、
本文中に繰り返し、「私は酒飲みである。休肝日はまだない」とか、
「酒を飲むとどんなに疲れていても『楽になる』」とか
「アル中一歩手前」と書いている。
ていうか、全篇酒を血眼になって探す話だ。
今度の本は親戚には送らないことにした。
あと、次回こそは誰にでも胸を張って見せられる本を書きたい。
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いやぁ、まちにまってた新刊。読了しました!
一気に読んでしまい雰囲気につられて今ビールやりながらかいてます。
イスラム圏への見方がちょっと変わった気がします。
代表作はアヘン王国潜入かワセダ三畳を僕は
オススメしていますね。
西南シルクロードはアヘン読んでからで。
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昨日届きました。出先で3ページ程読んだだけなので、これからじっくり読みます。明日が休みで良かった‥。
イントロだけ読むと、高野本に慣れているはずの僕も「そんなに酒浸りなのか」と思いましたが、よくよく考えてみると色々な本やブログでも過去に仰られていますね。中でも「ワセダ」での酒の描写なんかもうほんとにリアルでしたね(笑)
僕は人に勧めるときは「ムベンベ」か「怪しいシンドバッド」ですね。ベタですが。後者は短編集みたいなノリが初めて読む人にも取っ付きやすいかと思っています。この頃の新刊を出すサイクルを考えるとなんだかんだで人気あるんだろうなと思いますが、どうかこれからも「この人知っとるか?知らんだろ。」的に人におすすめ出来る高野さんであってください。
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初めまして。
友人に「面白くなかった本は、今んとこ1冊もない」と高野さんの著書を薦められ、ここ数ヶ月で次々と読破している通りすがりの新参者です。
最初にアマゾンを読んだのですが、コロリと高野さんの世界に、魅了されてしまいました。
それから異国トーキョー、腰痛、ワセダ、トルコなどなどを読みました。全部面白かったです。
いつも本の向こう側で、高野さんと一緒に未知の世界を探検している気分になって、ワクワクしながら読んでます。
新刊、おめでとうございます。今、シルクロードを読んでいるので、次に読みますね★
まだまだ、自分が読んでない高野さんの本がたくさんあるのが、ウレシイ!!
それでは、また。
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みなさん、スバラシイですね!
私なんか、初めて会う人に自分の本を進呈しても、
ほとんど読んでもらったことがありませんよ。
でもこの『イスラム飲酒紀行』は、親や親戚はダメでも
酒飲みになら胸を張って薦められるかな、と思っています。
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私なら、ワセダか、ゴールデントライアングルが看板本だと思います!
すみません、ムベンベをまだ読んでいなくて・・・。
あと、柳生一族も素敵でした。
高野さんの本は、外国の内部事情がわかってとてもおもしろいです。もちろん、現地のおもしろキャラも楽しめますし。
逆に・・・これからもっと面白いものを書いていただきたいので、面白くなかったな・・・と思ったものもすみません、言わせてください。腰痛探検家、です・・・。期待したのですが、本当に腰痛が辛いのだな・・・という印象が強く、なかなか面白おかしく、というわけにはいかなかったように思います。今やっている朝のNHK連続テレビ小説は「おひさま」というのですが、日に日に戦争の激しさを増していき、悲しくて見ていられなくなります。高野さんの腰痛も辛くて、だんだん読んでいられなくなるのに似ているな・・・と思いました。そこまで悲惨じゃないですけど・・・。もちろん、先生などおもしろキャラが登場するのですが、医者と患者の利害関係が生じていて、心底おもしろキャラ、というのでもない気がしました。
その後、腰痛の方いかがですか?関係ないですが、私は出産時の陣痛待ちの際にこの本を読みました・・・。
偉そうなことを言ってしまい、大変失礼しました。
イスラム飲酒紀行、ぜひ買いたいと思います!
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いやぁ 前作コンプリートしてますよ!!!!
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まだ5冊ほどしか読んでいませんが、どれも当たり。
高野さん、本当に感謝しております。
読み出したら止まりません。久々に同じ著者の本を連続して読んでいます。
面白い本を探すのは本当に難しく、amazon.com万歳!という感じです。
今、「腰痛探検家」を読んでいます。面白いですよ!!
どれか一冊!となると難しい。。。全部何らかの「気付き」があり、
得をした気分になるので、、、。どの本も必ず「ハッ」とページを止める
瞬間があります。そして、その時が至福の時なのです。
どの本も時代を経ても色褪せない真理を秘めており、そこが魅力なのです。
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ちなみに、2008年12月のイベントでは
1○ビルマ・アヘン王国潜入記 1998/10 =アヘン王国潜入記
2○西南シルクロードは密林に消える 2003/3
3○ワセダ三畳青春記 2003/10
4○幻獣ムベンベを追え 2003/1
が、人気ランキング上位でした。
今、ふたたび「高野本・総選挙」したら、どうランキングが変わるんだろうか?
私は、意外と「メモリークエスト」と「放っておいても明日は来る」がスキ。
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実家近所の図書館では労働関係分野の書棚に分類されていた(!)「間違う力」と「アスクル」を私は推します。
「イスラム飲酒機構」もとい「飲酒紀行」は未読ですが、外国語にも訳して欲しいですね。ムスリムが飲酒をネタにおおっぴらに本を書くのは難しいし、場合によっては命がけなので、資料的価値はかなり高いと思います。「アヘン王国潜入記」のように海外で高く評価されるのでは?
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R25の本紹介で「ワセダ三畳青春期」が紹介されていて買って読んだのが最初です。こんな(自分もやりたかった)面白い生活をしていた人がいるんだと感動して、買ったり借りたりして著作の半分くらいは読んでいると思います。
代表作はやはり「アヘン王国潜入記」だと思います。酒飲みになった理由もわかるし(笑)
「放っておいても明日はくる」は題名が好きです。
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はじめまして。
私は整体の帰りに本屋さんで辺境フェアってのをやってて、「腰痛探検家」を買ってみました。
「腰痛持ちが探検?」「探検してて腰痛?」な〜んて事考えながら・・・。
面白かったです。従って、その次は図書館に走り、あるだけ借りて、その次は、ネットショップで、殆ど買いました。
一番面白いのは、「名前変更物語」。
ほうれんそう土が・・・。
その中のご両親との十年戦争も。
私、高野さんの親世代側なので、両方のお気持ちが分かります。
でも、どうせ、いつか死んじゃうんだから、好きな事やった方がいいですよね。
これからも、全部読みますね。