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怪談実話系7で「神隠し」

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様


『怪談実話系』というシリーズをご存じだろうか。
実話という建前で、でもフィクションも交えた「怖い話」を、小説家やライターが書いていくというスタイルでもう6冊が出ている。
今月発売される『怪談実話系7』では私も書いている。
ミャンマーやブータンでの「神隠し」についての現状報告だ。
ご興味がある方はぜひどうぞ。
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MF文庫ダ・ヴィンチ
『怪談実話系7 書き下ろし怪談文芸競作集』

(※「書き下ろし怪談文芸競作集」はサブタイトルです)
恒川光太郎、高野秀行、黒 史郎、松村進吉、安曇潤平、黒木あるじ、
朱野帰子、勝山海百合、伊藤三巳華、岩井志麻子/著 『幽』編集部/編
(※敬称略)
発 行:メディアファクトリー
定 価:税込580円
発売日:2月24日
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Comment

  1. 惑星 より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64; rv:10.0) Gecko/20100101 Firefox/10.0
    怪談実話系というシリーズは初めて知りました。フィクションも交えたシリーズということですが、ミャンマーやブータンでの「神隠し」はノンフィクション、ということでしょうか・・。

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    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
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