ソマリランドで発見した素敵なドリンク
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様
人と喋っているときはいいのだが、一人になると、波のように佐藤先輩のことが押し寄せてきて、
いろんな思いがぐるぐると渦を巻く。
ツイッターでも何人もの読者の人が「ラジカル加藤さん(佐藤先輩のこと)は大好きでした」とつぶやいており、
たったあれだけの記述でも読者に強いインパクトを残していたのは嬉しくて、その分淋しい。
葬儀のとき、奥さんが「主人は高野さんの本をたくさん持っていて、楽しそうに読んでいた」とおっしゃっていたのも、思い出す度に胸に来る。
まあ、「高野は相変わらずしょうがねえなあ…」とニヤニヤしていたのだろう。
感想を一度聞いてみたかった。
しかし、いつまでもここで立ち止まっているわけにもいかない。
web本の雑誌で連載中の「謎の独立国家ソマリランド」が更新された。
今回はソマリランドの素敵な素顔と、現地で出会った「北朝鮮に留学経験のある医師」の話。
私たちがソマリランドで発見した最高のドリンクとは…?
佐藤先輩、「高野と宮澤はあいかわらずしょうがねえな…」とにやっとしてくれるだろうか。
関連記事
-
ケープタウンはよいところ
ケープタウンに滞在中。 ここはヨハネスブルグに比べると、空気もきれいだし 治安もいい。 といっても、
-
クリント・イーストウッドとモン族
一年ぶりにTSUTAYAでDVDを借りて、観た。 ウチザワ副部長がかつてブログで絶賛していたクリン
-
これからは「盲人サッカー」だ!
以前「少林サッカー」という面白い映画があったが、それはもう古い(私が言うまでもなく古いけど)。これか
-
猪木信者は本屋信者でもあった!
2年ほど前、「本の雑誌」で「プロレス本座談会」なるものが開かれ、 私も「レフリー:ジョー高野」とし
-
人生の内定がとれてないアナタに
内澤副部長の名作ポップはコレ。 副部長の漫画イラストなんて見たことがない。お宝ものだ。 ス
-
可哀想なレビュアーの話
角田光代の『紙の月』(角川春樹事務所)を読んでから、アマゾンのレビューを見た。 「駄作です」という
- PREV :
- ラジカル佐藤英一先輩逝く
- NEXT :
- 趣味は仮説