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故郷再訪

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

実家に帰る用があったので、ちょっと気が向いて、
子どもの頃住んでいた家の辺りや遊び場にしていた場所を見に行った。
ほぼ二十年ぶりの「故郷再訪」だが、
あまりの変わりように息をのむ。
空き地や畑、田んぼは九割がた消滅し、
地形まるごと変わってしまい、何がなんだかわからない。
それでも片倉城址のように
30年前と何一つ変わっていない場所もある。
そして冬の午後の日差しは今も変わらない。
斜めに弱々しく差し込む光をみると、
「早く遊ばなきゃ…」と焦った日々が蘇る。
次はカメラを持ってもう一度行きたい。

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Comment

  1. じろう より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322)
    はじめまして。
    うちの近所です!!嬉しくなりましたので・・つい。

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    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
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