*

ときに意味もなく文庫解説一覧

公開日: : 最終更新日:2014/05/15 高野秀行の【非】日常模様

2014.05.10dekirukana別に意味はないが、書いていた原稿が一段落したので、こんなものを作ってみた。

まず拙著の文庫解説一覧(敬称略)

『幻獣ムベンベを追え』 宮部みゆき
『巨流アマゾンを遡れ』 浅尾敦則
『ワセダ三畳青春記』 吉田伸子
『怪しいシンドバッド』 大槻ケンヂ
『アヘン王国潜入記』 船戸与一
『ミャンマーの柳生一族』 椎名誠
『怪魚ウモッカ格闘記』 荻原浩
『アジア新聞屋台村』 角田光代
『腰痛探検家』 東えりか
『辺境中毒!』 杉江由次
『世にも奇妙なマラソン大会』 山田静
(以上、集英社文庫)

『怪獣記』 宮田珠己
『西南シルクロードは密林に消える』 関野吉晴
『アジア未知動物紀行』 北尾トロ
(以上、講談社文庫)

『メモリークエスト』 中島京子(幻冬舎文庫)

『世界のシワに夢を見ろ』 井原美紀(小学館文庫)

——————————————————————–
私が書いた文庫解説一覧

原宏一『ムボガ』
椎名誠『草の記憶』
川上健一『ビトウィン』
木村元彦『蹴る群れ』※今月17日頃発売予定
(以上、集英社文庫)

中島京子『均ちゃんの失踪』
青山潤『アフリカにょろり旅』
(以上、講談社文庫)

西原理恵子『できるかなクアトロ』
ゲッツ板谷『板谷遠足』
(以上、角川文庫)

船戸与一『金門島流離譚』(新潮文庫)

西木正明『流木』(徳間文庫)

宮田珠己『ときどき意味もなくずんずん歩く』(幻冬舎文庫)

文庫解説というのは、書くのが大変なわりに、評価もされず
単行本に収録されることも少ない。
誰がどこでどんな文庫解説を書いているのかもなかなかわからない。
なので、ここに自分の関係する文庫解説一覧を設けてみた。
なにかの参考にしてください。

(もし一覧に間違いや漏れがあったら、教えてくださいね。けっこううろ覚えで書いているもので)

関連記事

no image

震災のリアルを超える傑作

本屋大賞を受賞した『謎解きはディナーのあとで』という本を私はまったく見たことも聞いたこともなかった

記事を読む

no image

写真家・後藤修身の撮ったパキスタン北部辺境

先日、パキスタン北部のフンザ周辺の話を書いたら、反響が大きくてちょっと驚いた。 コメントの他にもメ

記事を読む

no image

ナカキョー、直木賞を受賞

私が前々から熱烈に推薦するナカキョーこと中島京子さんが 『小さいおうち』(文藝春秋)で直木賞を受賞

記事を読む

no image

長井健司、ミャンマーに死す

毎日このブログではお気楽な話題を提供していたが、 ミャンマー情勢は緊迫の一途をたどっていた。 私のと

記事を読む

no image

イスラム二日酔い紀行

昨日は扶桑社に用事があって浜松町へ。 数年ぶりにブックストア談に行って、「イスラム飲酒紀行」を探す。

記事を読む

熱気ムンムンの概説書

最近、どうにもオーバーキャパシティで、ブログに手が回らない状態が続いている。 一つの原因は対談本を

記事を読む

no image

奇談

双葉社の雑誌(週刊大衆増刊)「奇談」のインタビューを受ける。 担当者はなんのことはない、探検部の後輩

記事を読む

no image

ルーマニアの歌姫

「ラフ・ガイド・トゥ~」というCDのシリーズがよくて、最近よく聴く。 今日はルーマニアのジ

記事を読む

no image

東電に勇気と可能性をもらった

昨日、友人のワタル社長に驚くべき話を聞いた。 東電は今、人手が足りないのか、会社自体が混沌としている

記事を読む

no image

ソマリ語国際放送・東京支局を開局

ソマリランドの首都ハルゲイサに本社をおく「ホーン・ケーブル・テレビジョン(HCTV)」という ソマリ

記事を読む

Comment

  1. 読者 より:

    宮田さんの本は「ときどき意味もなくずんずん歩く」だと思います。

  2. しん より:

    板谷さんの文庫解説してたんですか!!
    知らなかった。音速で本屋に走ります。

  3. うん より:

    謎の独立国家を貸したら面白かったって。
    友達になったよ。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年4月
    « 3月    
    1234567
    891011121314
    15161718192021
    22232425262728
    2930  
PAGE TOP ↑