バングラのセレブ秘密酒宴
公開日:
:
最終更新日:2014/07/30
高野秀行の【非】日常模様

昨夜は必死に起きてW杯ドイツ対アルゼンチンを見ていたのだが、ちっとも点が入らず、メッシも活躍しないし、眠くてしかたなかった。
それでも解説の岡田さんは「素晴らしい試合!」と賛辞を繰り返していた。どちらを応援してるわけでもない素人としては、スターが活躍するか、点の取り合いになるかという展開でないととても楽しめない。
最後ドイツの若者がゴールを決めたときは、「あー、これで寝れる」とほっとした。私にはサッカーは向いてないのかもしれない。ていうか、間違いなく向いてないんだろうな。
☆ ☆ ☆
忘れていたが、15日(火)は『シャバはつらいよ』と同時に『イスラム飲酒紀行』(講談社文庫)も発売である。
なぜ同時刊行になったのかは神のみぞ知る。
解説は先日、『バウルを探して』(幻冬舎)で新田次郎文学賞を受賞した川内有緒さん。バングラデシュの川で目撃した金持ちの秘密酒宴の話に惹かれた。
関連記事
-
-
山松ゆうきちがインドだ
旅行者業界を震撼させた山松ゆうきち『インドに馬鹿がやって来た』(日本文芸社)の、なんと続編が出版さ
-
-
未知の未知動物マリンダとは?
右絵:目撃者によるスケッチ。 彗星のごとく、私の前に現れた未知動物「マリンダ」の続報をお伝えするのを
-
-
ダーティな本気はピュアなのか
斉藤一九馬『歓喜の歌は響くのか 永大産業サッカー部 総武3年目の天皇杯決勝』(角川文庫)を読んだ。
-
-
2013年小説ベストワン決定
風邪は治ったものの今度は咳がひどく、声もがらがら。 とくに夜になると咳が止まらず苦しい。 朝
-
-
世の中がキビシイのではなく
二週間ほど前のこと、探検部OBで映像ディレクターの竹村先輩と本の雑誌の杉江さんと 三人で会った。 2
-
-
落語界の奇才、小説もいけるのか!
春風亭昇太がリーダー役を務める創作話芸アソーシエーション、略してSWA。 私は昇太さんの独演会も好き
-
-
2014年に読んだ本ベストテン
新年あけましておめでとうございます。 昨年はほんとうに忙しかった。というか、その慢性多忙状態は
- PREV :
- シャバはつらいよ
- NEXT :
- 写真の才能5%、四倍増計画


