イランは中東の京都
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
3ヶ月前に予約していた柳家三三の独演会があることに気づいた。
本来はこれに行くはずだったが、ソマリランド取材に行くことにしたため、
諦めていたはずが、地震のおかげで延期し、やっぱり行けることになった。
落語なんてものは、「最近聴いてないな、たまには聴きに行きたいな」と思ってふらっと行くものだと思うが、近頃は人気落語家のチケットはほんとにとれない。
なんだかなーと思いつつ、出かけたが、三三はやっぱりうまかった。
前座の早大卒の落語家・柳家市楽という人の「七段目」という芝居ネタが面白くて、
得した気分。
☆ ☆ ☆

書くのをすっかり忘れていたが、「おとなの週末」5月号が発売された。
私の「移民の宴」は連載2回目。
今月はイラン人ベリーダンサーのミーナちゃん。
「イランは中東の京都」という新説をイラン(ペルシア)料理から強引に展開しております。
関連記事
-
-
「ミャンマー」じゃなくて「バマー(ビルマ)」だった
昨日、高橋ゆりさんからメールが来た。彼女も『ハサミ男』に名探偵サンシャーの話が出てくることにびっくり
-
-
エンタメノンフ居酒屋合宿
エンタメノンフ文藝部、第2回の部活は千葉合宿。 豚を飼うため、エエ市(仮名)に期間限定で移住したウ
-
-
怪談実話系7で「神隠し」
『怪談実話系』というシリーズをご存じだろうか。 実話という建前で、でもフィクションも交えた「怖い話
-
-
あなたの本職は何ですかと訊かれた
3月に、大野更紗さんが「わたくし、つまりnobady賞」という謎の文芸賞を受賞し、 私もその授賞式
-
-
言葉を失う映画「魔女と呼ばれた少女」
今3:20AM。こんな時間に覚醒しているのは酒が切れたためだが、今日にかぎってはそれだけではない。
-
-
エンタメ・ノンフ座談会
火曜日、『本の雑誌』の特集で座談会に参加。 テーマは「緊急座談会 エンタメ・ノンフの棚を作れ」。 私
- PREV :
- 不思議で贅沢な春の晩
- NEXT :
- 野菜を洗剤であらう



Comment
AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10.5; rv:2.0) Gecko/20100101 Firefox/4.0
忘れているといえば「青春と読書」の新連載「ヒーロー誕生」も忘れているのでは。
http://seidoku.shueisha.co.jp/seishun.html
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; .NET4.0C)
杉江さんは本の雑誌社の社員さんのはずですが
高野さんのマネージャーもやってるんですか?(笑)
AGENT: DoCoMo/2.0 N05A(c100;TB;W24H16)
高野さん、以前「エチオピアはアフリカの京都」説を唱えていませんでしたか!?なして京都が引き合いに出るのか?単なる俺の記憶バグ?
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.0; en-US) AppleWebKit/534.16 (KHTML, like Gecko) Chrome/10.0.648.204 Safari/534.16
新連載、始めてましたね。忘れてた。
今日のブログに書きました。
エチオピアはアフリカの京都で、イランは中東の京都です。
どうして、京都が何度も引き合いに出されるのか?
世界各地に京都的な場所があるからですが、
私が京都に偏見をもっているせいかもしれません。