私と平山夢明兄との対談をダウンロードで聴ける
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
昨日の朝、大野更紗さんに「どうみてもアブディンさんとしか思えない人が朝日新聞の「ひと」に出ています!」とツイッターで呼びかけられた。
見たら、「祖国スーダンを案じ、日本で「平和維持学」を研究するムハンマド・アブディンさん」と紹介されていた。
ちょうど明日(9日)に南スーダンが独立するのに合わせての記事紹介のようで
超シリアス。
私とアブディンはしょっちゅう電話で話しているが、その99%はくだらない馬鹿話なので、私からしたら「どうみてもアブディンとは思えない人」だった。
☆ ☆ ☆
夜は銀座のカフェ・アンデパンダンというところで、
平山夢明の「ヤリボンこきまSHOW!」という意味不明なトークイベントに出演した。
これはラジオデイズというメディアが主催しているのだが、「ラジオ」とはいうものの
電波でなく、ポッドキャスティングのみで配信しているという不思議なメディアだ。
つまり「オンエアー」でなく「オンライン」のラジオである。
内田樹、町山智浩、柳家三三、立川談笑といった各界著名人の対談や講演を視聴者が
1回380円などでダウンロードして聴く、あるいは映像で観るという方式らしいが、
こんな方法で採算が果たしてとれているのだろうか。
平山さんと私の対談も近いうちここにアップされるわけで、
いったいどのくらいの人がお金を払ってダウンロードするのか興味津々だ。
関連記事
-
-
「またやぶけ」の発見
そうそう、肝心なことをすっかり忘れていた。 奄美で遊んでいるうちに、新刊『またやぶけの夕焼け』(集
-
-
話題には気をつけたい
上智大学の講義8回目、ゲストは作家兼料理人の黒田信一氏。 「ラオスでカフェをやったら大変だった」とい
-
-
新キャラ・パープル旬子の『捨てる女』登場!
あと二時間ほどで家を出る。旅の準備はだいたい終わったと思ったら、大事なことがまだだった。 内
-
-
大野更紗ができるまで
火曜日、『困ってるひと』が発売されて初めて大野更紗さん宅を訪れた。 思えば、彼女から「何か書きたい
-
-
ユニクロ・ニューヨーク店
ユニクロ・ニューヨーク店のフリーペーパーに、 私のエッセイが載ったと風の噂に聞いた。 編集者から何も
-
-
『腰痛探検家』&『空白の5マイル』発売
早大探検部の後輩で、今年開高健ノンフィクション賞を受賞した 角幡唯介『空白の五マイル』(集英社)が
- PREV :
- 目指すはドリトル先生
- NEXT :
- 困ってるいぬ