タイにもワンネコが?!
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
タイにも「ワン猫」が?
バンコクで高野本フェアを仕掛けてくれた友人、Aさんからの情報。
「タイにも”カオマニー”という左右の目の色がちがう猫がいる。(女性誌の)『クレア』でも大きく取り上げられたことがある。やっぱり、色が白い。もともと宮廷で飼われていたらしい」
いやあ、知りませんでした。私はてっきりそんなネコは世界でワンネコだけかと思っていた。
Aさんによれば、タイには他にもタイ固有のけっこういて、「タイ猫研究所」という機関もあるとか。
ワンネコとタイのカオマーニーは別々の種なのだろうか。容姿はそっくりのようである。
もしかして、トルコがオスマン帝国時代に、タイ王室と交流があり、どちらかがどちらかへ贈り物としてあげたということがあったのだろうか。
となれば、「原産地」がはっきりしているトルコからタイへ贈られたという可能性が高いが。
コメントしてくれた白谷さんという方によれば、「青に近い色の側の耳は聞こえないことが多い」という情報があるそうだ。目が耳とリンクするというのは面白い。
ちなみに、イヌでも、例えばシベリアンハスキーなんかは左右の目の色が若干ちがうことがあるという。もちろん、ワンネコほどではないが。
さらに言えば、人間も左右の目の色はわずかながらちがう。日本人を含めアジア人はさほどでもないが、白人はかなりちがう人がいるという。
「欧米のどこかの国では、ビザの申請のとき、身体的特徴として、髪の色、肌の色と同じように、目の色、それも左右別々に色を書くように指示がある」という話も聞いた。
ほんとだろうか。
ご存知の方は教えてほしい。
関連記事
-
-
8年ぶりにアフリカ大陸
セイシェルの取材を終え、次は旧ユーゴスラビアのセルビアに行くはずが、 急に気が変わって南アフリカ
-
-
南伸坊氏のカバー完成
来年2月刊に集英社文庫から刊行される新作「異国トーキョー漂流記」(これが正式なタイトルになった)。
-
-
来たれ、ポロロッカ!
昨日、『困ってるひと』に重版がかかったという知らせが届いた。 発売後たった6日のことだ。 よく「発売
-
-
新刊入荷『青春の門』
今日も外出。 といっても毎日、最終的にはワセダの「野々村荘」に落ち着く。 これは外出ではなく、アパー
-
-
9月30日ドキュメント受賞式
朝6時起床。7キロ、ジョギング。 朝飯でついうっかりビールを飲んでしまう。 パソコンがネット
-
-
スーツでヤブ漕ぎをする人を発見!
読売新聞のインタビュー取材を受けた。 「何か“原点”とか“こだわり”のある場所でインタビューするとい
-
-
R-40本屋さん大賞ノンフィクション・エッセイ部門で1位(改訂版)
ワンテンポもツーテンポも遅れてしまったが、一昨日発売の「週刊文春」誌上で発表された 「R-40本屋
- PREV :
- 高野秀行フェア バンコクで好評
- NEXT :
- 新刊、本日発売



Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)
ミャンマーのビザ申請にも髪の色、肌の色、身長、そして目の色を書く欄が
あります。 さすがに左右別々に色を書くようにという指示はありませんが
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.0; .NET CLR 1.1.4322)
ビザ申請だけではなく、他の申請書や身分証明書みたいなものであれば目の色を記入するのは普通です。家族の中で、目の色がそれぞれ微妙に違います。ミャンマー人が持つ、NRCカードにも提示されています。しかし、左右別色の目を持つ人ミャンマー人はいないと思います。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)
中学の頃、飼ってた猫が右眼黄色左眼青色でした。
だから何?って感じですが突然変異で結構出るんじゃないでしょうか