ムベンベは捕獲されていた!!
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
『怪獣記』刊行に先駆けて、「サンデー毎日」と、
取次ぎ会社・日販のPR誌「新刊展望」のインタビューを受ける。
インタビュアーは両方とも女性。
最近、私をインタビューする人は圧倒的に女性が多いのだがなぜだろう?
☆ ☆ ☆
今月号の「本の雑誌」で大槻ケンヂ氏が学研ムーについて熱く語っている。
彼の仮説によれば、人間にはヒバゴンやツチノコなど摩訶不思議な事象に興味を持つ「ムー脳」なるものがあるのではないかというのだ。
オーケンさんが自分の「ムーノー」に気づいたのは、ムー07年3月号の「密林の恐竜モケーレ・ムベンベ捕獲!」レポートの衝撃であったという。
同誌のルポ(!)によれば、02年某日、米軍がこの怪獣を捕獲、現在二頭が軍事施設地下で飼育されいるそうだ。
しかも、ドドーン!とムベンベの頭部アップ写真まで掲載されているという。
オーケンさん曰く、「高野さんはこのことを知っているのか?!」
知ってるわけないでしょ、そんなこと。
米軍の超極秘軍事情報を一介の民間人である私が入手できるわけがない。
…なんて話をオーケンさんとできたらさぞ楽しいだろうなと思うのであった。
関連記事
-
-
彼らもイランに行った
自分の本が出ると、意味もなく書店に“確認”に行くという癖は 何冊出しても換わらない。 今回も『アジ
-
-
ダイエットとヒナゴン
数日前、妻・片野ゆかが出版した新刊『ダイエットがやめられない 日本人のカラダを追及する』(新潮社)を
-
-
陳会長の誕生パーティで動転する
日本冒険作家協会の内藤陳会長の誕生日パーティがあるから来ないかと友人に誘われ、行ってみた。 陳会長は
-
-
『ルポ アフリカ資源大国』
ソマリアに行ったことのある日本人ジャーナリストはいないかと調べてみたら、 毎日新聞のアフリカ特派員だ
-
-
8年ぶりにアフリカ大陸
セイシェルの取材を終え、次は旧ユーゴスラビアのセルビアに行くはずが、 急に気が変わって南アフリカ
-
-
「同志」タマキンさんに会う!
宮田珠己ことタマキング(逆か)と会う。 タマキンさんの『52%調子のいい旅』が幻冬舎文庫から出ること
- PREV :
- 『怪獣記』見本本、到着!
- NEXT :
- エンタメ・ノンフの横綱はこの人!


