夢はソマリを
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
取材や長旅の終わりになると、緊張が緩んで体調を壊すとよくいう。
イシカワはアジスアベバをこれから発ち、東京に向かおうというときに、
痛んだマンゴージュースで食中毒を起こし、
あやうく私たちはフライトを逃すところだった。
で、私は帰国したその晩に熱を出して寝込む始末。
まあ、疲れといえば疲れなんだろうけど、
それ以上にあの葉っぱの過剰摂取が原因かもしれない。
それとも単に年のせいか。
帰国してからも、眠るとずっとソマリランドにいる夢を見ている。
ラクダやヤギに囲まれている。
体はダウンしても、頭はまだそっち側にしがみついているようだ。
関連記事
-
-
常識がひっくり返るドキュメンタリー「えんとこ」を見るべし
12月6日(月)、13:00より、ポレポレ東中野で「えんとこ」というドキュメンタリー映画が特別上映
-
-
メモリークエスト依頼者面談、開始!
都内の某高級ホテルのラウンジで、幻冬舎「メモリークエスト」の面談を始めた。 集まった依頼の中で「これ
-
-
dancyuの味噌汁
本日発売のdancyu2月号は味噌汁特集。 私も戦国時代以前から伝わる元祖インスタント味噌汁を再現
-
-
タイの懐メロを熱唱してしまう
こちらに来て初めて飲み会に行った。 「アジアの雑誌」編集長の夢野狂作夫妻、同誌で辺境レポー
-
-
「アドゥンはタイ人」さんご来場
上智大学の講義第2回。 ゲストであるタイの伝統音楽家アドゥンさんと大学の北門で待ち合わせていたのだ
-
-
すべての酒飲みに読んでほしい
大野更紗『困ってるひと』(ポプラ社)の影でひっそりとだが、 私の『イスラム飲酒紀行』(扶桑社)の見
-
-
猪木信者は本屋信者でもあった!
2年ほど前、「本の雑誌」で「プロレス本座談会」なるものが開かれ、 私も「レフリー:ジョー高野」とし


