ギックリの元はこの本でとれた
公開日:
:
高野秀行の【非】日常模様
まったくげっそりした一週間だった。
せっかくここ数年でかつてないくらい体調も体力もあがってきたというのに、
いきなりギックリ腰で、しかも早く治そうと焦ったらどんどん悪化して、
歩くのもままらならなくなった。
外で普通に小走りに走っている会社員や、突っ立って警棒を振っている警備員を見て、
「あの人たち、すごい…」
と感嘆してしまうなど、まるっきり『腰痛探検家』時代にタイムスリップしたかのようだ。
ろくに外出もできないため、家で本でも読むしかなかったが、その中で素晴らしい本に巡り会うから人生はわからない。
関連記事
-
-
「本の雑誌」存亡の危機
ご存じの方も多いと思うが、世界同時不況のあおりを食らい、 本の雑誌社の経営が突然悪化し、 「本の雑誌
-
-
上智大学で比較未知動物学?
なぜか来年度の後期(10月〜2月)、上智大学外国語学部の非常勤講師を務めることになった。 大学で
-
-
彼らもイランに行った
自分の本が出ると、意味もなく書店に“確認”に行くという癖は 何冊出しても換わらない。 今回も『アジ
-
-
ずいぶん前の話だけど
ずいぶん前の話だけど、早大探検部の先輩・西木正明の『流木』(徳間文庫)という本の「解説」を頼まれて、
-
-
自意識が森に溶けていく
以前、本の雑誌の杉江さんが「すごいドキュメンタリーですよ!」と NHKハイビジョンでブラジルの先住
- PREV :
- 勝利の方程式も崩れるときはある
- NEXT :
- 読書気功療法!!
Comment
せっかく本が好調なので、くれぐれも、ご自愛してください。