*

お礼申し上げます

公開日: : 高野秀行の【非】日常模様

現在、チェンマイから北へ数十キロ行ったところにあるチェンダオという町のはずれにいる。
巨岩の塊のようなチェンダオ山のふもとで、ひじょうに静か。
夜はトッケーがさかんに啼き、また何かよくわからない獣の吠え声もする。
渋滞と排気ガスと喧噪のチェンマイから来ると別世界だ。

さて、講談社ノンフィクション賞受賞でたくさんの方からメールやコメントをいただいた。
実に多くの方々が「自分のことのように嬉しい」と言ってくださったのが驚きだった。
まったくありがたいことである。

すでに何人かの人に、メールで書いたが、私としてはやっと日の目を見たセミの気分であり、
セミのように日の目をみただけで満足してぽっくり行きそうだ。
そうでなくても、タイに来てから原稿を書くつもりだったのに一行も書いてないのだ。

明日からぜひ心を入れ替えて頑張るよう、今日はゆっくりと英気を養うこととしたい。
あらためてみなさん、ありがとうございました。

関連記事

no image

猫又とペシャクパラング

TBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」という番組に出演。 アフガニスタンのペシャクパラングについて話

記事を読む

no image

戯作者とGダイ

井上ひさし『京伝店の煙草入れ』(講談社文芸文庫)を読む。 (「煙草」は字がちがう。「煙」が火へんに

記事を読む

no image

テレビ川柳師・ナンシー関の秀逸な評伝

読書運というものがあって、読んでも読んでも面白い本に当たらないときもあれば、手にする本がことごとく面

記事を読む

no image

なぜ妻子持ちは超過酷に挑むのか

1カ月ほど前、鏑木毅『激走100マイル 世界一過酷なトレイルラン』(新潮社)という本を読んで感銘

記事を読む

no image

オモシロイ人

この前対談をした内澤旬子さんのブログに、 そのときのことが書かれている。 あと、半分ケモノ化した私の

記事を読む

no image

インタビューされる方は楽だ

「イングリッシュ・ジャーナル」誌のインタビューを受ける。 以前、私はこの雑誌で仕事をしていたことがあ

記事を読む

no image

不安と緊張を和らげるのは笑い

スーダン人のアブディンから電話がかかってきた。 地震直後の電話では「いやあ、俺が日本に帰ってすぐだか

記事を読む

本当の本物は深海で弾ける

いろんなことがありすぎて、ブログを書く暇がない。 ここ数日の出来事を簡単に羅列してみましょう。

記事を読む

no image

平山夢明、幻の助言

なぜかよくわからないのだが、『世界屠畜紀行』の内澤旬子さんとホラー作家(なのか?)の平山夢明さんと飲

記事を読む

no image

ソマリ語国際放送・東京支局を開局

ソマリランドの首都ハルゲイサに本社をおく「ホーン・ケーブル・テレビジョン(HCTV)」という ソマリ

記事を読む

Comment

  1. 川瀬隆信 より:

    私、1984年仏文科卒です。
    先日、久しぶりに行ったらすっかり変わっていて、迷子になりそうでした。
    雀荘だらけだったんですがねえ。

    身体を張ったエンタメ系ノンフィクションを愉しませていただいています。
    病気や怪我で大変なこともあるでしょうが、出会った人々を「友だち」にしてしまう凄腕は感銘の至り。
    餃子話も期待しています。
    頑張ってください。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

  • 2022年6月
    « 3月    
     12345
    6789101112
    13141516171819
    20212223242526
    27282930  
PAGE TOP ↑