*

帰国しました

公開日: : 高野秀行の【非】日常模様

2013.09.04miyata
昨日(3日)の午後、無事に帰国した。
二ヶ月ぶりの日本の印象は、「こぢんまりしている」。
成田空港はバンコクのスワンナプーム空港の3分の1か5分の1程度の規模だし、新宿もサイアムスクウェア周辺と比べたら
ビルが小さいし、道路も狭い。

静かでもある。
タイ人は決してうるさい人たちではないが、バイクとトゥクトゥクが多いせいか、あるいはトラックにディーゼルがまだ多いせいか
街中がひじょうにやかましい。
日本はとても静かだ。
全体的にヨーロッパの小国みたいな感じがした。

さて、当然のように、大量の郵便物や宅配物資が届いていた。
これを開封するのが帰国最初の醍醐味だ。

真っ先に取り上げてページをくくったのは宮田部長の新刊『日本全国もっと津々浦々』(廣済堂出版)
去年、杉江さんと私と一緒に行った奄美大島行きの話を読んでみた。
私はもともと熱心なタマキンガー(タマキングファン)だから、宮田さんの本に自分が登場しただけですごく嬉しい。

意外だったのは、そのときの旅の話が全て事実に基づいて書かれていること。
あまりに面白可笑しく書かれているので、多少は事実をねじ曲げていたりするのかなと思っていたが、
私や杉江さんの喋ったことまで一つ一つ事実だ。
今さらながら、ちゃんとノンフィクションしているのだった。

とはいうものの、私があの旅を書いたら絶対にこうはならない。
アウトプットの方法がまったくちがうわけである。
そういうことも読んでいて楽しい。

あと、杉江さん、全然泳げないのによくシュノーケリングしていたな。
私たちも面倒くさいからそれに気づかないふりをしていたが……。

関連記事

no image

『誰も国境を知らない』

西牟田靖『誰も国境を知らない』(情報センター出版局)の書評を 「北海道新聞」に書く。 新聞の書評は

記事を読む

no image

今さらだが…

角田光代『八日目の蝉』(中央公論新社)を読む。 今まで読んだ角田作品の中で(そんなにたくさん読んでな

記事を読む

no image

スリランカ人しかいない焼肉屋

探検部の後輩たち数人と渋谷のラブホ街の真ん中にある焼肉屋に行く。 裏情報誌「裏モノジャパン」の編集長

記事を読む

no image

多忙につき山歩き

依然として超多忙なので、 平日に探検部時代の後輩2人と「秘境ツアー」にいく。 三人とも当然、フリーか

記事を読む

no image

読書がすすむ

最近ずっと、あまり実にならない取材が続いている。 西へ東へうろうろしているが成果はこれといって、な

記事を読む

no image

TBS「クレイジージャーニー」とすしざんまい

さきほど私が出演したTBS「クレイジージャーニー」が放映された。当初は「ムベンベ」「アヘン王国」「ソ

記事を読む

no image

飲み放題トークイベント

一昨日、神保町に行ったら、いつの間にか東京堂書店が2軒とも様変わりしていた。 一件は女性のファッシ

記事を読む

no image

mission complete

ima,yatto shuto Dhaka ni modotte kita. shinjir

記事を読む

3月〜4月の講座とトークイベント

3月から4月にかけて、私が出演するイベントのご案内です。 3月23日(月)19:30〜 ジ

記事を読む

no image

サッカーの敵

「本の雑誌」バックナンバーのサッカー本特集のコピーを杉江さんに送ってもらい、 それにしたがってサッ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

  • 2020年9月
    « 3月    
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
PAGE TOP ↑