道動物?
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
月刊プレイボーイの旅特集号で、
前川健一、蔵前仁一の両氏と座談会を行う。
といっても、私はろくに旅の本など読んでいないから、
両氏の熱弁を聞いて、編集者の人たちと一緒に「へえ…」と
感心していただけなのだが。
蔵前さんに「次に出る本は何?」と訊かれ、
「たぶん、『アジア未知動物紀行』だと思います」と答えたところ、
「あー、じゃあ、ミャンマーなんかちょうどいいね」と微妙にズレたリアクション。
しばらくしてわかったのだが、蔵前さんは「道動物」だと勘違いしたのだ。
だから、牛とか水牛とかゾウがうろついているミャンマーがいいと思ったらしい。
「道動物」…ちょっと面白い概念なので、次の次はほんとうにそれをやろうかな。
関連記事
-
-
ポプラ社で「ムベンベ」キャンペーン?!
ポプラ社の文芸ウェブサイト「ポプラビーチ」の日替わり表紙写真(「本のある風景」)が6月29日、「ムベ
-
-
タンデム三輪車「トライデム」
拙著『異国トーキョー物語』の最終章に「盲目のスーダン人留学生・マフディ」という男が出てくる。 本名は
-
-
スーダン南部、独立へ
スーダン南部の独立をめぐる住民投票がはじまった。 報道では独立派の圧勝と予測されている。 一体どうな
-
-
アブディン(マフディ)結婚
古い友人で、スーダンから来た盲目の留学生のアブディンが このほどめでたく結婚し、私もお披露目のパー
-
-
「怪魚ウモッカ格闘記」も進行中
『怪獣記』(講談社)の発売が迫っているが、 ウモッカのほうも負けてはいない。 9月下旬発売の予定で着