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ゼロの衝撃

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

何人かの知人が絶賛していたので読んでみた坂口恭平『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房)
いやあ、衝撃だった。
全く金をかけずに自分にとって「理想の家」を造っているホームレス。
って、ホームレスなのか?!
エコもロハスも格差社会もグローバリズムも本書の前ではすべてぶっ飛ぶ。
しかも楽しくぶっ飛ぶ。
今年最大の収穫といって間違いない。
おかげで私は新しい計画を思いついてしまった。
吉と出るか凶と出るか。

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Comment

  1. タカ より:

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     面白かったです。鈴木さんと坂口さんの重いがシンクロして新しい可能性を開きだす気がしますね。
     「漂流」「ビトウイン」とさすが高野さん推薦の本は外れがないです。

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    • 今なら宮田さんの小説に適切なアドバイスができますよ。 https://t.co/Ny6Wde0yPM ReplyRetweetFavorite
    • 本書によれば、「自分は普通以下のアホ」であり、「人生は楽しくないもの」と認識することによって断酒が可能になるという。断酒するつもりはないけど、こう考えるのは悪くないかも。 ReplyRetweetFavorite
    • 町田康著「しらふで生きる」(幻冬舎)が面白い!と噂に聞いたので読んでみた。久しぶりの町田節を堪能。30年間大酒を毎日飲み続けた町田さんがなんと断酒したという話だが、なんと酒云々を超えて「幸福論」になっている! ReplyRetweetFavorite
    • RT : 何度も言いますが、高野秀行さんの本は本当に死ぬほど面白いので皆さん読んでください。 「アヘン王国潜入記」は流石に皆さん全員読んだと思うので、次は「西南シルクロードは密林に消える」を読んでください。58件のレビューで星5の作品です。 https:… ReplyRetweetFavorite
    • リプ、ありがとうございます。そうですね、今のところ、その2件だけです。 ReplyRetweetFavorite
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