*

ハッピー・ストリート

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

一年ほど前から腰痛リハビリのために水泳をやっているのだが、
そこで知り合いになった獣医さんに「バングラデシュの大学に留学していた獣医さんがいる」と聞き、紹介してもらった。
会ってみたら、想像以上にすごい人。
1970年代、まだバングラが東パキスタンの時代に、なぜか日本の大学に行かず、
バングラの農業大学畜産学部に6年留学、博士号を取得したという。
「パキスタンからの独立闘争が続いていて、街中には死体がごろごろしていた。
死体を片付けようとすると『仲間』と思われて殺されるので片付けられないんだ」とか
レアな話のオンパレード。
暗殺された初代大統領とも親しくて、とにかくバングラでは有名人らしい。
私がテキストを見て予習していたベンガル語はカルカッタの方言で
バングラ方言とは音や使う単語がちがうというのもわかったし、
なによりすごく興味深い言葉をならった。
「ハッピー・ストリート」
それはいったい何か?
詳しくは実地調査のあと、ご報告するつもりだが、
P先生、それからご紹介していただいたK先生、どうもありがとうございました。

関連記事

アラスカへ逃げたい

石塚元太良・井出幸亮著『All About Alaska アラスカへ行きたい』(新潮社)

記事を読む

no image

ゼロの衝撃

何人かの知人が絶賛していたので読んでみた坂口恭平『TOKYO 0円ハウス 0円生活』(大和書房)。

記事を読む

no image

ひそやかに『謎の独立国家ソマリランド』完成

2月18日発売の新刊『謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランドと戦国南部ソマリア』(本の

記事を読む

no image

世界陰謀の真実はビニール傘にあるのか

某出版社で編集をしている探検部の後輩・杉山の紹介で、丸山ゴンザレスという異端作家と新宿の客家

記事を読む

no image

誘拐は困る

アフリカ・中東の紛争地取材の超ベテラン、大津司郎さんに8年ぶりくらいで会う。 もう60歳くらいのはず

記事を読む

no image

原作を読もう!

映画「スラムドッグ・ミリオネア」を観てたまげた。 原作とまるっきりちがう話だったからだ。 スラム育ち

記事を読む

no image

アジア未知動物紀行<第3弾>

「小説現代」(講談社)で不定期連載中の「アジア未知動物紀行」。 第1弾はベトナムの猿人フイハイ、そ

記事を読む

no image

酒とつまみ 最新号

酒飲みの酒飲みによる酒飲みのための雑誌「酒とつまみ」13号が届いた。 ここの名物インタビュー「酔客

記事を読む

no image

シリア・イラク国境地帯の驚異

ユーフラテス河沿いに進み、イラク国境近くの町にいる。 シリアの他の場所は砂漠ばかりだが、この河沿いだ

記事を読む

no image

なぜ小説を書かないのか?

早大探検部OB会<特別ホラー篇>みたいな催しがあり、 「もっと若手がほしい」とのことで40歳の私も召

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

  • 2021年5月
    « 3月    
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
PAGE TOP ↑