寿司と酒
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
久しぶりにスーダンの盲人留学生アブディンと会い、
珍しくイスラムの話など真面目な話をしたが、そのあとはいつもどおり下ネタに流れる。
その後、すし屋でランチの寿司を食べる。
アブはえらい寿司好きで、以前、本の雑誌の杉江さんに会ったとき、
杉江さんが生の魚を食べられないと聞き、
「寿司はうまいよ。一度騙されたと思って食べてみなよ」としつこく説得して、
杉江さんが「どうしてスーダン人にこんなこと言われるのか」と困惑していたものだ。
夕方、その杉江さんも参加して、吉祥寺の飲み屋で伝説のミニコミ誌「酒とつまみ」のインタビュー。
主宰者である大竹聡氏は肝臓のγ-GTPの数値が1000を超え、
(正常値は50以下)
医者から「これ以上飲んだらほんとに死ぬ」と言われて、断酒の最中で一人ウーロン茶を飲んでいてが、
素面とはとても思えない言動を繰り返していた。
断酒の禁断症状かもしれない。
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