*

ああ、間違えた

公開日: : 最終更新日:2012/05/28 高野秀行の【非】日常模様

どうやら大変な間違いを犯してしまったらしい。
なんとしたことか、某社の依頼で「生き方本」を書いてしまったのだ。
自分でも「おかしいな…」とは思っていたものの、
内澤副部長にそう言ったら、
「えーっ、よせばいいのに! もう受けちゃったの?!」と大声で言われ、
やっと自分でも失敗だったと気づいた。
しかし、ときすでに遅し。
残念ながら、もう私は勝間和代や香山リカや姜尚中らの仲間入りだ。
今さっき、その書き下ろし原稿をあげた。
来年3月発売予定。
つまり来年度の初めには、テレビや講演会で飛び回る私の姿が見られるはずである。

関連記事

no image

七夕に願いを

本日やっと東京の自宅に戻った。 ハルゲイザ(ソマリランドの首都)はさすがに遠い。 →ジブチ→アジスア

記事を読む

no image

孤高の学者とゼミ合宿

名著『トルコのもう一つの顔』(中公新書)の著者、小島剛一先生とお会いした。 先生はフランスとドイツ国

記事を読む

no image

ニムラの時代到来&ツバルは沈まない

本日(9月21日)朝日新聞の朝刊11面にて、「明日来る」のトップバッターにして 私をブータンに送り込

記事を読む

ムエタイのちチュニジア飲酒紀行

3,4日前に発売になった「ゴング格闘技」7月号で、格闘家・ムエタイ研究家の菱田慶文先生(帝京平成

記事を読む

no image

鼠にも刺青を彫る?!――『バタス 刑務所の掟』

藤野眞功『バタス 刑務所の掟』(講談社)を今頃読んだ。2010年に出たとき、本屋で立ち読みしたが、な

記事を読む

no image

羨ましい病

ニューギニア、アマゾン、ナイル、モンゴル、タイ、カンボジア…と世界中の辺境に単身で飛び回って、巨大

記事を読む

no image

イラン&スーダン

毎日日替わりで、いろんな国の話を現地出身者か現地をよく知る日本人の人たちに聞いている。 金曜日も風

記事を読む

no image

私は魔境に生きた

本の雑誌の杉江さんに勧められ、 島田覚夫『私は魔境に生きた』(光人社NF文庫)を読んだ。 ニューギ

記事を読む

no image

「メモリークエスト」再開

銀座のマガジンハウスに行き、「an an」と「TARZAN」のインタビューを受ける。 両方ともマラ

記事を読む

no image

美しき日韓問題

講談社ノンフィクション賞を受賞した安田浩一『ネットと愛国』(講談社)を読んだ。 丁寧に取材した

記事を読む

Comment

  1. LP より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.5) Gecko/20091102 Firefox/3.5.5 (.NET CLR 3.5.30729)
    あらま、あの世界、多作な人が多いですよね。
    魂を売れば、いくらでも書けたりして。
    高野さんの場合、やっぱりコンゴあたりで魂を
    売ったのですか?

  2. 副部長 より:

    AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; GTB6.3; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729)
    あーしちゃんとそのあと、どんな内容になるのか聞いて
    それならまあ大丈夫だよって言ったぜ? 
    で、講演会がどんどん来るようになったら、
    講演をうまく成功させる方法をあーしに教えてくらさい……ううううう。

  3. ミザリー より:

    AGENT: Mozilla/5.0 (Macintosh; U; PPC Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/312.9 (KHTML, like Gecko) Safari/312.6
    もう、書けたんだったら、いいです。結局買います。
    アスクルも、はっきり言って、そんなカンジだったし。
    ファンとしては、はやく、辺境紀行にもどってほしいです。
    昔の話でもかまいません。
    インドにこだわる必要ないじゃないですか。
    「アフガンのアルカポネ」と「ソマリランドの伊賀一族」
    待ってます。
    それとも奥さんに「ブータンの光源氏」希望します。

  4. LP より:

    AGENT: DoCoMo/2.0 F08A3(c500;TB;W30H20)
    LPです。
    前回のコメントは簡潔すぎて、見ようによっては随分厳しいことを書いてますね。後半は冗談ですから気になさらず。前半は本音ですが。
    枕はもう出来ちゃったので、またレビュー書きます。生き方本楽しみにしてます。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

no image
イベント&講演会、テレビ・ラジオ出演などのご依頼について

最近、イベントや講演会、文化講座あるいはテレビ・ラジオ出演などの依頼が

ソマリランドの歌姫、来日!

昨年11月に、なんとソマリランド人の女性歌手のCDが日本でリリ

『未来国家ブータン』文庫はちとちがいます

6月23日頃、『未来国家ブータン』が集英社文庫から発売される。

室町クレージージャーニー

昨夜、私が出演したTBS「クレイジージャーニー」では、ソマリ人の極

次のクレイジージャーニーはこの人だ!

世の中には、「すごくユニークで面白いんだけど、いったい何をしている

→もっと見る

    • アクセス数1位! https://t.co/Wwq5pwPi90 ReplyRetweetFavorite
    • RT : 先日、対談させていただいた今井むつみ先生の『言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか』(秋田嘉美氏と共著、中公新書)が爆発的に売れているらしい。どんな内容なのかは、こちらの対談「ことばは間違いの中から生まれる」をご覧あれ。https://t.c… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 今井むつみ/秋田喜美著『言語の本質』。売り切れ店続出で長らくお待たせしておりましたが、ようやく重版出来分が店頭に並び始めました。あっという間に10万部超え、かつてないほどの反響です! ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。 https:/… ReplyRetweetFavorite
    • RT : 7月号では、『語学の天才まで1億光年』(集英社インターナショナル)が話題の高野秀行さんと『ムラブリ』(同上)が初の著書となる伊藤雄馬さんの対談「辺境で見つけた本物の言語力」を掲載。即座に機械が翻訳できる時代に、異国の言葉を身につける意義について語っ… ReplyRetweetFavorite
    • オールカラー、430ページ超えで本体価格3900円によくおさまったものだと思う。それにもびっくり。https://t.co/mz1oPVAFDB https://t.co/9Cm8CjNob8 ReplyRetweetFavorite
    • 文化背景の説明がこれまた充実している。イラク湿地帯で食される「ハルエット(現地ではフレートという発音が一般的)」という蒲の穂でつくったお菓子にしても、ソマリランドのラクダのジャーキー「ムクマド」にしても、私ですら知らなかった歴史や… https://t.co/QAHThgpWJX ReplyRetweetFavorite
    • 最近、献本でいただいた『地球グルメ図鑑 世界のあらゆる場所で食べる美味・珍味』(セシリー・ウォン、ディラン・スラス他著、日本ナショナルジオグラフィック)がすごい。オールカラーで写真やイラストも美しい。イラクやソマリランドで私が食べ… https://t.co/2PmtT29bLM ReplyRetweetFavorite
  • 2024年11月
    « 3月    
     123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930  
PAGE TOP ↑