どんびき芸、健在
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
付き合いのある新潮社の編集者Aさんより中島義道先生の新刊『女の好きな10の言葉』が届いた。
ぱらぱらとめくると、文学作品からの引用が主であまり本人の経験があまり書かれていない模様。
他の追随を許さない、あの「どんびき芸」は今回はなしかと思いきや、最後のほうにすごいやつが!
カフェの隣のテーブルで化粧をしていた女性に腹を立てた中島先生は
なんと、その女性のヴィトンのバッグに飲みかけのビールを流し込んだ!!
ありえねー!
いやあ、どんびきした。満喫した。
詳しくは本書をお読みください。
関連記事
-
-
常識がひっくり返るドキュメンタリー「えんとこ」を見るべし
12月6日(月)、13:00より、ポレポレ東中野で「えんとこ」というドキュメンタリー映画が特別上映
-
-
元気が出てしまう(?)自死の本
いわゆる「野暮用」ってやつで、仕事に専念しているわけでもないのにともかく忙しくて ブログを更新でき
-
-
休みをとって職場へ?
金曜日はジュンク堂書店新宿店にて、宮田珠己部長とトークイベント。 (司会は杉江さん) 例によって宮
-
-
新計画?!「イラワジ河(ほぼ)全流下り」
昨日から今日にかけて、突然新しい探検計画が生まれた。 その名も「イラワジ河ほぼ全流航下紀行」とい
-
-
高野本、韓国進出第2弾
『ワセダ三畳青春記』が韓国で出版されて二週間ほど経つ。 「河童団」はどう訳されているのかという疑問は
-
-
アイスランドの陰鬱極まりない五つ星ミステリ
土曜日、「王様のブランチ」で「みらぶ~」が紹介された。『舟を編む』で本屋大賞を受賞した三浦し
-
-
ムスリム力士のことを考えて仕事が手に着かない
ツイッターでもちょっと書いたけど、大嶽部屋に入門したエジプト人力士アブディラーマン(アブディラフマン
-
-
お湯割をください。涙の数だけ
さまざまな困難を乗り越え、 イランでの「アルコールクエスト」を続けている。 イランに来て、やっと一週
- PREV :
- ラッシャー木村はツイていた
- NEXT :
- 四万十の至福
Comment
AGENT: DoCoMo/2.0 P04A(c100;TB;W24H15)
編集者Aでございます。「どんびき芸」ですか……。うう……。やはり本をぱらぱらめくったらしい元「新文化」のI橋氏にも「ひく」と言われ、多少、惑っております。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.5; .NET CLR 1.1.4322)
どんびき芸とは言いえて妙。
『ウィーン家族』はもうお読みですか?
http://www.bk1.jp/product/03178215
どんびき芸が炸裂する、著者の初小説です。
すごいですよ(笑)
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.9) Gecko/20100315 Firefox/3.5.9 (.NET CLR 3.5.30729)
タイトルと「ドンびき芸」とのギャップがありすぎて笑えますね。ビールをそろそろと流し込むかぶっかけるかで、このセンセの侠気度も伺えそう。立ち読みしよ〜♪
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; en-US) AppleWebKit/532.5 (KHTML, like Gecko) Chrome/4.1.249.1064 Safari/532.5
著書を買い漁っています、(某古書チェーンで、ですが)。
中島義道先生がお好きですか。
ファンだから好みが共通していてもおかしくないでしょうが、
ちょっとビックリです。
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.1.3) Gecko/20090824 Firefox/3.5.3
ちょっと立ち読みした限り、「私の嫌いな10のXXX」シリーズとは