どんびき芸、健在
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

付き合いのある新潮社の編集者Aさんより中島義道先生の新刊『女の好きな10の言葉』が届いた。
ぱらぱらとめくると、文学作品からの引用が主であまり本人の経験があまり書かれていない模様。
他の追随を許さない、あの「どんびき芸」は今回はなしかと思いきや、最後のほうにすごいやつが!
カフェの隣のテーブルで化粧をしていた女性に腹を立てた中島先生は
なんと、その女性のヴィトンのバッグに飲みかけのビールを流し込んだ!!
ありえねー!
いやあ、どんびきした。満喫した。
詳しくは本書をお読みください。
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Comment
AGENT: DoCoMo/2.0 P04A(c100;TB;W24H15)
編集者Aでございます。「どんびき芸」ですか……。うう……。やはり本をぱらぱらめくったらしい元「新文化」のI橋氏にも「ひく」と言われ、多少、惑っております。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; GTB6.5; .NET CLR 1.1.4322)
どんびき芸とは言いえて妙。
『ウィーン家族』はもうお読みですか?
http://www.bk1.jp/product/03178215
どんびき芸が炸裂する、著者の初小説です。
すごいですよ(笑)
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タイトルと「ドンびき芸」とのギャップがありすぎて笑えますね。ビールをそろそろと流し込むかぶっかけるかで、このセンセの侠気度も伺えそう。立ち読みしよ〜♪
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著書を買い漁っています、(某古書チェーンで、ですが)。
中島義道先生がお好きですか。
ファンだから好みが共通していてもおかしくないでしょうが、
ちょっとビックリです。
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ちょっと立ち読みした限り、「私の嫌いな10のXXX」シリーズとは