有給の旅人たちとユーフラテス
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

明日からトルコとシリアへユーフラテス河を見に出かける。
来年、ユーフラテスをカヌーか筏か何かで下りたいので、
その下見のつもり。
旅の相棒はいつもの講談社カメラマン森清に加え、
週刊SPA!の編集者O君、それに前回『怪獣記』のときも同行した末澤寧史もなぜか参加、
全部で4人という、私の旅としては異例の大人数だ。
もっとも誰も仕事ではない。
私以外は全員が有給休暇をとって参加するらしい。
宮田珠己部長の言葉を借りれば、三人とも「有給の旅人」だ。
まさにメソポタミア文明発祥のユーフラテスの端っこを旅するにふさわしい
スケールが大きいのか小さいのかよくわからない人々である。
帰国は11月15日。
できれば、現地からもブログを更新します。
ではまた〜
(写真は、トルコ東部のクルド人少女)
関連記事
-
-
驚嘆のユーゴ・サッカー三部作
山田先輩は四万十に帰ってしまいサッカーファン強化合宿は終了してしまったが、 その後も自主練はつづい
-
-
後輩がアジア大会で銅メダル
早大探検部の後輩・角幡唯介の『空白の五マイル』(集英社)が売れている。 アマゾンでは、発売から半月
-
-
民族問題とイスラムはダメなのか
こんな写真が出てきた。 うちには至る所に本があるが、ダルマはそれをいたずらすることは滅多になかった
-
-
ナガランドに行けるのか
「G-diary」の元編集長がスタッフとともに分離独立して創刊した「アジアの雑誌」3月号が届く。
-
-
アジア未知動物紀行<第3弾>
「小説現代」(講談社)で不定期連載中の「アジア未知動物紀行」。 第1弾はベトナムの猿人フイハイ、そ
-
-
こんなこと、してる場合じゃないのだが…
明日からトルコへ行く。 ワン湖の怪獣ジャナワールの調査である。 ただでさえ忙しいのに、昨日、中国か
-
-
ネアンデルタール人の冬眠性って…
ケリー・テイラー=ルイス著『シャクルトンに消された男たち』(文藝春秋)の書評を書く。 前に書いた
- PREV :
- 野球選手じゃなくてよかったという話だ
- NEXT :
- これも旅?



Comment
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB730; GTB6.6; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30729; .NET4.0C)
ナイスなメンバーですね!
私も有給を取って参加したくなりました。
楽しい旅になりますよう、お祈りしています。
AGENT: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; Q312461; GTB6)
最近、高野さん作品読み直し週間でした。
今度も現地の人を巻きこんでの楽しい道中になるといいですね。
ちょっと古い話題かもしれませんが、書店野宿行きましたよ!
AGENT: Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 6.1; en-US) AppleWebKit/534.7 (KHTML, like Gecko) Chrome/7.0.517.41 Safari/534.7
珍道中おきをつけてーwあったかいのうらやましいです。
AGENT: DoCoMo/2.0 N05A(c100;TB;W24H16)
お気をつけて行ってらっしゃいませ。ジャナワールによろしく☆ヽ(▽⌒*)