おすすめ文庫王国2010
公開日:
:
最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様

この前のエンタメノンフ忘年会で杉江さんに「おすすめ文庫王国2010」をいただいたので
それを読んでいるのだが、今年もまた私が知らなくて面白そうな本が山ほど載っている。
特に気になるのは
都築響一『夜露死苦現代詩』(ちくま文庫)、
『高慢と偏見とゾンビ』(二見文庫)、
高井忍『漂流巌流島』(創元推理文庫)
宮部みゆき『孤宿の人』(新潮文庫)
まだ後半は読んでいない。
まだまだ出てきそうだ。
ちなみに豊崎由美・現代文学ベストテンに選ばれたタイ人作家ラッタウット・ラープチャルーンサップ『観光』(ハヤカワepi文庫)は単行本で読み、
ひじょうに納得がいかなかった記憶がある。
別の意味でもう一度読んでみたい。
関連記事
-
-
今年の目標、早くも破綻寸前
今年の目標は「できるだけ仕事をしない」。 もともと私はいろんなことを同時並行でできるタイプではない
-
-
心身がついていかない
日本に帰り突然環境が激変し、心身がまったく付いていかない。 2ヶ月近くソマリエリア(ソマリランド、ソ
-
-
魅惑のロシアン・クリスマス
先週末はロシアン・クリスマスを堪能した。 ロシア正教はグレゴリウス暦でなく、もっと古いユリウス暦を使
-
-
熱気ムンムンの概説書
最近、どうにもオーバーキャパシティで、ブログに手が回らない状態が続いている。 一つの原因は対談本を
-
-
私と平山夢明兄との対談をダウンロードで聴ける
昨日の朝、大野更紗さんに「どうみてもアブディンさんとしか思えない人が朝日新聞の「ひと」に出ています!
-
-
自意識が森に溶けていく
以前、本の雑誌の杉江さんが「すごいドキュメンタリーですよ!」と NHKハイビジョンでブラジルの先住
-
-
ソマリ人とイスラエル人
火曜日、ずっと前からコンタクトをとろうとしていたソマリ人の人からメールが来て、 「今日の夕方4時に北
-
-
タイにもワンネコが?!
タイにも「ワン猫」が? バンコクで高野本フェアを仕掛けてくれた友人、Aさんからの情報。 「タイにも



Comment
AGENT: DoCoMo/2.0 N05A(c100;TB;W24H16)
因みにオイラの2010文庫ベスト?は「柳生十兵衛死す」下巻(山田風太郎)です。ブックオフで下巻しかなかったの…