新聞屋台村、再訪
公開日:
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最終更新日:2012/05/28
高野秀行の【非】日常模様
今度、日本に移住した外国人の連載を始める関係で、
タイに関して聞きたいことがあり、ふらっとアポもなしで
古巣のアジア屋台新聞村こと「エイジアン」新聞社を訪れた。
社長の「劉さん」は相変わらず超元気で
私の顔を見た瞬間、「きゃあ〜、高野さん、うちで記事書いて! 今度新しい雑誌、やるの!」
と、反応が10年前と1ミリも変わらない。
スタッフになぜか優秀な人材がひしめいているのも同じで、
顔ぶれはがらりと変わっても、ほんとうに賢くて、性格のいい子が多い。
今日はタイ人スタッフのチニンさんにいろいろ教えてもらったが、
いやあ、ためになった。
この会社と強いつながりを持っていることは、もしかしたら私の財産かもしれない。
得たいのしれない仕事からうまく逃げられればの話だが。
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先日ここに実名の会社名と社長の名前を出しましたが、
どうぞ忘れてください。
というのは、『アジア新聞屋台村』はその会社をモデルとしているものの、
ストーリーのかなりの部分はフィクションです。
とくに恋愛の相手と恋愛模様は100%架空の話です。
「こんなことがあったらいいな」というような。
実名にすると、本当にそういうことがあったかのような錯覚を与え、
関係者の方々に迷惑がかかると気づいたので、今更ながら削除します。
コメントまで削除してしまい申し訳ありませんが、
「また高野が間違っている」と思って許してください。