「 月別アーカイブ:2012年01月 」 一覧
日本人はサッカーをビルマ人から学んだ
2012/01/29 | 高野秀行の【非】日常模様
二週間前くらいだろうか、電車に乗っていたら突然、啓示が下りた。 「スローに生きよ」 そういう声が聞こえた。 以来、私は今までのようなせっかちな生き方をあらため、スローに行きようと決意した。 ところが、
ナガランドに行けるのか
2012/01/23 | 高野秀行の【非】日常模様
「G-diary」の元編集長がスタッフとともに分離独立して創刊した「アジアの雑誌」3月号が届く。 今月の目玉は先月号に引き続き、室橋裕和氏のインド東部紀行。 今回はいよいよナガランド。 今は一般の旅
異文化の二日酔い
2012/01/22 | 高野秀行の【非】日常模様
何でも面白かったり気持ちよかったりすると歯止めが効かなくなるのが 私の悪癖だ。 「ほどほど」でいられないのだ。 最近ハマっているのは異文化取材。 日本に住む外国人に話を聞いたり、料理を教えてもらう。
溝畑宏とイビツァ・オシム
2012/01/19 | 高野秀行の【非】日常模様
木村元彦作品読書週間が続いている。 次に読んだのは『溝畑宏の天国と地獄 大分トリニータの15年』(集英社)。 サッカー音痴の私としては大分トリニータといえば金子達仁『秋天の陽炎』(文春文庫)である。
まるでカフカの「審判」
2012/01/16 | 高野秀行の【非】日常模様
「オシムの言葉」(集英社文庫)などユーゴ・サッカー三部作で知られる木村元彦氏から 「争うは本意ならねど ドーピング冤罪を晴らした我那覇和樹と彼を支えた人々の美らゴール」(集英社インターナショナル
魅惑のロシアン・クリスマス
2012/01/11 | 高野秀行の【非】日常模様
先週末はロシアン・クリスマスを堪能した。 ロシア正教はグレゴリウス暦でなく、もっと古いユリウス暦を使用しているので、 誤差が毎年10分くらい生じる。 で、19世紀は12日、20世紀から今は一般の西暦(
イギリスにもタマキングがいた!
2012/01/09 | 高野秀行の【非】日常模様
書くのがだいぶ遅くなったが、今年最初に読んだ本は早くも今年最高の本になる可能性がある。 ダグラス・アダムス『これが見納め』(みすず書房)。 本の雑誌の杉江さんから「まるっきりタマキングなんですよ!」
たぶん、みんなイライラしている
2012/01/06 | 高野秀行の【非】日常模様
1月2日、八王子の実家に行くため京王線に乗っていた。 車内は高尾山や高幡不動へ行く初詣の客で混雑している。 ふと妻が言う。 「今年の干支って何だっけ?」 今更なに言ってるんだろうと思ったが、自分でも思
今年からノンフィクション作家
2012/01/01 | 高野秀行の【非】日常模様
みなさん、明けましておめでとうございます。 今年は何をするか。 まずは肩書きを変えることにした。 正確には去年の暮れからブログのタイトルを微妙に変えていた。 以前は「辺境・探検・冒険」だったのが「辺境