トーナメントへ向けて

[`evernote` not found]

 日本戦は、大会直前緒戦開始直後20分で懸念していたことが、現実のものになってしまいました。まぁ、言いたいことは山ほどありますが、今更何を言っても虚しいだけなので、あえて触れないことにしましょう。
 どうやら、次期監督はジェフのオシム氏になりそうですね。オシム氏と言えば、’90年イタリア大会で、ストイコビッチを中心とする旧ユーゴを率い、ベスト8の快挙を成し遂げた名将。準々決勝でマラドーナ率いるアルゼンチンに惜しくもPK戦で破れてしまいましたが、’94年アメリカ大会では優勝候補の一角として大いに盛り上げてくれるはずでした。しかし、ユーゴ内戦のために参加権を剥奪され、このチームは幻のイレブンになってしまったのです。ストイコビッチは、大きな悲しみにうちひしがれたと言っています。
 ベンゲルが不可能ならば、ヒディンクかこの人しかいないんではないでしょうか。僕はアンチジーコ派でしたが、オシム氏こそは次の日本をいい方向へ導いていってくれる人だと信じています。
 さて、いよいよ今日からトーナメントです。僕は、日本敗退よりもチェコ敗退の方がショックが大きかったのですが、それもワールドカップの現実ですね。さらに、トーナメント第1戦ではドイツとスウェーデンが当たってしまうし。楽しみやら残念やらですが、今日は大いに楽しみたいと思っています。

[`evernote` not found]